
妊活を始めたけれど、なかなか授からない!? 不妊治療を考え始めた男性に贈る「男性不妊」をよく知るための特集です。
不妊治療をパートナーだけに頑張らせないために、自分で予習してからクリニックへ!
今回は「不妊の原因になる男性の疾患・症状」と「不妊治療のステップ」について、辻村晃先生にお聞きしました。
“男性不妊”を考えよう #3
※参考:「妊活たまごクラブ 初めての不妊治療クリニックガイド 2025-2026」
男性向け「不妊外来」をマンガでレポート★男性が受ける検査Q&A
不妊の原因になる男性の疾患・症状を知ろう
泌尿器科での検査で異常が見られた場合、治療に進みます。
ここでは、男性不妊の原因になることが多い疾患について解説します。
★男性不妊の原因の8割を占める
「造精機能障害」とは、精子をつくる機能に障害があり、精液の濃度や精子の運動率が低いため、自然妊娠が難しい状態のこと。自覚症状がなく、検査をして初めてわかるというケースがほとんど。
造精機能障害の約3割を占めるのが「精索静脈瘤(せいさくじょうみゃくりゅう)」

精子の通り道である精管や血管などが束になっている精索。ここの血流が悪化して精巣の温度が上がり、熱に弱い精子が順調に発育できず、健康な精子がつくられにくくなる症状のこと。造精機能障害の約3割を占めます。
精索静脈瘤セルフチェック
★1つでも当てはまるなら可能性あり
□ 右より左の陰嚢(いんのう)が小さい
□ 陰嚢の表面にしわが寄り、でこぼこしている気がする
□ 立ち上がった際、たまに痛みを感じる
□ 陰嚢表面を触ると、ぶよぶよとしたこぶのようなものを感じる
★治療法
軽度であればサプリメントの服用、重度なら外科手術を行います。手術方法は複数あり、リンパ管や神経などをまとめて結ぶ手術が一般的。手術の場合、施設によって異なりますが、日帰りか1泊2日程度の入院ですみます。
「造精機能障害」のうち、精子に問題がある場合の多くはこの3パターンです。
