●タイミング法お役立ちグッズ

◯精液の流出をガード
性交後に腟内に挿入し、精液の流出を低減させる医療機器。柔らかく、曲げやすい医療用シリコーン製で半年間再利用が可能。
タイミング法の次のステップで行う治療法。排卵の時期に合わせ、採取した精液を洗浄・濃縮して、女性の子宮の奥に直接注入します。副作用はほとんどありません。
★男性に向けて辻村先生からのアドバイス
しっかり睡眠をとり、ストレスをためずに万全の体調で採精を。亜鉛やL-カルニチン、コエンザイムQ10などの男性機能を高めるサプリを摂取しておくのもいいでしょう。
●人工授精お役立ちグッズ

◯人肌の温度で精子を運搬
暑さと寒さに弱い精子。適切な温度を保ちながら、採取した精子をクリニックまで運ぶ専用ポッド。シンプルなデザインも◎。
体外受精は体内から取り出した卵子を体外で受精させ、正常に発育した胚を子宮内に移植する方法。顕微鏡を用いて授精を行う顕微授精のほうが体外受精より精度は高くなります。
★男性に向けて辻村先生からのアドバイス
万全の体調管理、男性機能を高めるサプリの摂取に加え、パートナーの負担も考えましょう。体外受精・顕微授精は心身ともに女性の負担が大きいです。一緒に治療する気持ちを。

女性の年齢や回数に制限はありますが、2022年4月から人工授精、体外受精・顕微授精などの不妊治療が保険適用に。男性の不妊治療は、造精機能障害や先天性の形態異常などが対象で、手術療法や薬物療法が行われます。さらに勃起不全の男性に処方するバイアグラとシアリス、造精機能改善を目的にしたクロミッドと、主にタイミング法を試みている男性に向けた医薬品も一部保険適用に。不妊治療で保険適用を受けるには、パートナーと一緒に初診を受ける必要があります。

不妊治療を始めるのはハードルが高いと感じる男性もいらっしゃるかもしれません。でも、妊娠が期待できる期間は限られています。子どもを望むなら、ご夫婦で協力することが大切。また、女性にとって不妊治療はとても体に負担がかかるということも、理解する必要があります。
妊活中のパートナーの方にもお願いがあります。個人差はありますが、排卵日にプレッシャーを感じる男性は多いです。排卵日をどのように共有するか、話し合って妊活を進めてください。
「男性不妊」って?不妊治療を考える前に、あなたの男性機能をチェック!
■監修『名医が教える男性妊活の最強事典』(扶桑社)

男性不妊と深い関わりがある三大男性機能や、男性不妊の予防や治療を解説。男性不妊検査体験者や妊活に悩んだ夫婦の声も収録。
●撮影/合田和弘
●イラスト/水谷慶大
●構成・文/津島千佳
※本誌掲載の内容は2025年8月19日現在のものです。以降変更されることもありますので、ご了承ください。

