2人目妊娠中のサチさんは、暇さえあればゲームばかりしていた夫信也さんが、息子コウキくんを公園に積極的に連れて行ってくれるようになったので喜んでいました。ところが信也さんの目的は公園で偶然会ったコウキくんのお友達たっくんとかずくんのかわいいママさん達。妊娠中の妻を気遣い子どもの面倒をよく見るパパを演じてママさんたちと連絡先を交換した信也さんは、もっと親しくなりたいと目論んでいました。そこで、相談したいけれど誰にも言えず辛いと言って、ママさんたちを半ば強引にカフェに誘います。はじめは子どもとよく遊んでくれる信也さんを受け入れていたママさんたちも、飲みに誘ってきたり、子どもを置いて公園に現れカフェに誘って子育ての相談かと思いきや夫婦のプライベートな話やデリカシーの無い質問をする信也さんに違和感を感じ、拒絶反応を示し始めていました。ちょうどカフェで信也さんの様子を見ていたサチさんと信也さんの共通の知人カナさんは、信也さんに声をかけた時の反応で察し、すぐにサチさんへ連絡したのでした。カフェで困惑するママさんたちをしつこく飲みに誘っていた信也さんは、サチさんが鬼の形相で現れ、さらにカナさんに自分の行動をバラされて大慌てです。
秘密のスマホにかかってきた電話は妻からだった

信也さんがかわいいママさんたちをカフェに誘いデリカシーの無い発言をして困らせていたことや、飲みに行こうと誘っていたことを偶然カフェに居合わせた友人のカナさんからバラされて腹が立つやら呆れるやらのサチさん。「はぁ?なにやってんの!?」と一喝しました。

サチさんは、まったく悪いと思っていない様子の信也さんに、コウキくんを連れて先に帰っているように言いました。もちろん後でみっちり説教する予定です。渋々「へぇ~い」と返事をしたものの、かわいいママさんたちと飲みに行く計画に望みがなくなったことが不満で舌打ちする信也さん。どこまでも身勝手です。

信也さんとコウキくんが帰ったあと、サチさんはたっくんママとかずくんママに「夫が気持ち悪いことしたみたいで・・・ごめんなさい!!」と本当に申し訳なさそうに言って頭を下げました。

信也さんの言動に困惑していたママさんたちは、「いえいえ、来てくれてよかったです~」とホッとして言いました。かわいい上に優しいママさんたちは、信也さんが最初は子どもたちとたくさん遊んでくれたり、写真を撮ってくれたことをサチさんに話してフォローしたのですが、写真の存在を知らなかったサチさんはそこが引っ掛かりました。

かずくんママは、すぐに信也さんと3人のグループチャットの画面を見せてくれました。どれも信也さんが持ってきたカメラで撮った子どもたちの写真。とてもよく撮れていました。もちろんこのチャットには、信也さんが密かに撮っていたママさんたちの顔のアップ写真は貼られていません。

楽しそうに公園で遊ぶ子どもたちの写真を見せてもらったサチさんは、グループに入っている信也さんのアイコンが違うことに気づきました。それと同時に、コウキくんが電話で言っていた「もう一個の電話」とリンクし、ピンと来たのです。そこでサチさんはかずくんママに、チャットアプリから信也さんに電話をかけても良いか丁寧にお願いし、快諾してもらいました。

かずくんママのスマホを使わせてもらって、チャットアプリから電話をかけたサチさん。すぐに電話に出てきた信也さんは、当然その電話がかずくんママからだと思っています。嬉しそうな声で「もしかして飲みに・・・」と、この期に及んでまだママさんたちと一緒に飲みに行くチャンスがあると思っている信也さんですが、その言葉を遮って「おい」という太い声。信也さんが気づかないはずはありません。

コウキくんと手を繋ぎ、のんきに「かずくんママ」などと返事をしていた信也さんは、想定外のサチさんの声に思わず足が止まりました。「ゲッ・・・サチ。」秘密のスマホの存在も妻にバレていると知った瞬間でした。
コウキくんを出しに使い、必要以上にママさんたちと親しくなろうとしていた信也さん。サチさんは2人目妊娠中で、大きなお腹を抱えての育児が大変だというのに、父親としても夫としても自分勝手で呆れます。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi

