死後も会社に縛られる地縛霊が不憫…新車ローンのせいでブラック企業のを辞められない現役社員と幽霊の逆襲【作者に聞く】

死後も会社に縛られる地縛霊が不憫…新車ローンのせいでブラック企業のを辞められない現役社員と幽霊の逆襲【作者に聞く】

逆に僕だけ見えない
逆に僕だけ見えない / 新田せん(@nittasen)

「逆に僕だけ見えない」の主人公はブラック企業に勤める若手社員。ブラックと認識しながらも、就職したときに浮かれて買った新車のローンのせいで、辞めるわけにはいかない。ある日、社長が「ビジネスはエネルギーだ。そして霊感もエネルギーだ」とイカれた発言をし始めた。そして「1カ月以内に霊が見えるようにならない社員はクビだ」と宣告…!!
本作を描いたのは、会社員として勤める傍ら、漫画家としても活動している新田せん(@nittasen)さん。会社勤めをしていることを武器にネタを作り、創作活動に取り組んでいる漫画家だ。本作について話を聞いてみた。

■いい人すぎて、死後も会社を離れられない元社員
なぜだ?なぜに僕だけ見えない…!?
なぜだ?なぜに僕だけ見えない…!?

霊が苦手な主人公は果たしてどうする?
霊が苦手な主人公は果たしてどうする?

逆に僕だけ見えない_p003
逆に僕だけ見えない_p003

理不尽なブラック企業に嫌気がさしながらも、辞めることができず出勤を続ける主人公。ある日、社内で始まったのは「霊が見えるようになる研修」だった。半信半疑のまま日々が過ぎ、周囲は次々と霊が見えるようになるが、主人公だけは何も見えないままだった。そんなある日、机の上に“死骸の毛”で「ガンバレ」の文字が現れる。この職場で過労死し、地縛霊となった元経理部の女性からのメッセージだった。気味悪さとは裏腹に、誠実でやさしいその存在に、主人公は戸惑いながらも少しずつ心を開いていく。

本作で特に意識したポイントについて、作者の新田せんさんに話を聞くと、「人間が日々“怖い”とか“嫌い”と思っているものも、よく知ってみるとかわいいところがあるのかな?と思いながら幽霊のヒロインを描きました。ですので、ヒロインをかわいく見せる点にはこだわったといえるかもしれません」と語る。実は新田さんの得意分野はラブコメで、「それしか描けないとも言えます(笑)」とのこと。その言葉どおり、ホラー要素がありながらも、随所にユーモアがちりばめられている。なかでも印象的なのが、霊感のない主人公と幽霊の彼女が“気色悪い毛”を通じて意思疎通を図るという設定だ。この点について新田さんは、「あの毛を所持できるのは幽霊だけで、あれは彼女の必須アイテムです。気色悪いですが…(笑)」と教えてくれた。

霊が見えない主人公と、過労死して地縛霊となった元経理部の彼女。ふたりの不思議な恋の行方はいかに。ホラーが苦手な人にもおすすめしたい、新田せんさんの「逆に僕だけ見えない」をぜひ読んでみてほしい。

取材協力:新田せん(@nittasen)

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