「施設に持ち込めないから買えないよ」大好きなりんごに釘付けの母に困惑<母の認知症介護日記>

「施設に持ち込めないから買えないよ」大好きなりんごに釘付けの母に困惑<母の認知症介護日記>

アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。
何度か登場している、同じ施設の「意地悪なおばあちゃん」こと「アライちゃん」。あーちゃんのことが気に食わないのか、相変わらずの意地悪ぶりです。最近では施設で遭遇すると、姉妹間でそのときの様子を報告し合うようになりました。姉・なーにゃんは、あーちゃんのためにもうまく付き合うべきだと考えているようですが、ワフウフさんはそう思えず、満面の笑みを浮かべて話しかけないでオーラを放つように。その効果なのか、ワフウフさんがいるときはアライちゃんが話しかけてくることはなくなりました。気に食わないなら、いっそのこと避けてくれればラクなのに……と、ワフウフさんは思っていました。


糖尿病の持病があるあーちゃんは、甘いものを我慢していましたが、もともとは甘いものが大好きです。認知症の進行とともに我慢ができなくなり、甘いものをとても欲しがるようになりました。そんなあーちゃんは、甘いものの試食品を見つけるとなんとしても食べようとして、ワフウフさん姉妹を困らせます。あまりにもすごい執着を見せるので、食べ物がある場所は鬼門だ……と、ワフウフさんは思うようになりました。

青果店ゾーンが近づくと気が重い

母の認知症介護日記/ワフウフ


甘いものと同じくらい、あーちゃんが執着するのが「りんご」と「バナナ」。施設の近くにある商店街でお散歩していると、青果店の前でいちいち立ち止まっては「おいしそう」と欲しがります。


母の認知症介護日記/ワフウフ


あーちゃんが暮らす施設では、食べ物の持ち込みは申告制。部屋に冷蔵庫もなく、刃物も持ち込み禁止なので、気軽に買って帰れる状況ではないのです。


母の認知症介護日記/ワフウフ


そう説得しても、あーちゃんは納得せず……。


母の認知症介護日記/ワフウフ


最初はお願いモードだったのが……。


母の認知症介護日記/ワフウフ


だんだんと不満モードに変わり……。


母の認知症介護日記/ワフウフ


最終的には「買う」の一点張り。説得するのもラクではありません……。そして、これを青果店の前を通るたびにやられるので、疲れてしまいます。


母の認知症介護日記/ワフウフ


というわけで、商店街は良いお散歩コースではあるものの、青果店ゾーンが近づくと気が重くなるのです……。


甘いものと並んで、あーちゃんが執着するのが「りんご」と「バナナ」。施設の近くにある商店街は、ものすごく活気があって多くの店が並んでいて、見て回るだけでも十分に楽しいのですが、あーちゃんは青果店を見つけると立ち止まり「りんご」や「バナナ」にロックオン……。この商店街は青果店が多くあり、どこを通りかかっても同じ状態になるので、とても面倒です。


施設では、食べ物の持ち込みは申告制。部屋には冷蔵庫もなく、刃物の持ち込みも禁止です。つまり、りんごやバナナを持ち帰れる環境ではありません。それをあーちゃんに言っても、まったく聞く耳を持たず「買う」の一点張りでしつこく食い下がってきます。きっと、食事以外にも甘いものを食べたいんだろうとは思いますが、糖尿病の症状が進んでいる現状では、許すわけにはいきません。


というわけで、近くて良い散歩コースになっている商店街も、しつこくりんごとバナナを買うとゴネられるのかと思うと、足取りが重くなってしまうのです……。


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商店街の店先で見るかごに入ったりんごやバナナは、とてもおいしそうに見えますよね。でも、ここで誘惑に負けてしまっては糖尿病は悪化する一方……。ワフウフさん姉妹が厳しく食べ物を制限するのは、あーちゃんのためを思ってのことだと伝わらないのは仕方ないとはいえ、もどかしいものですね。


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※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。


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著者:マンガ家・イラストレーター ワフウフ

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