声をかけすぎない、でもちゃんと見てる
焼肉屋って、にぎやかで慌ただしい場所っていうイメージがある。でもここは、どこか静けさがある。
スタッフは、必要なときにだけそっと近づいてくれる。呼び鈴を押したらすぐに来てくれて、焼き加減を気にしてくれる。

押しつけじゃない、見守るような距離感。麦茶がピッチャーで運ばれてくるのも、さりげなくていい。お酒を飲まない人や、家族連れにもやさしい配慮。あたりまえのようで、意外とありがたい。
その焼肉は、記憶と一緒にあった

「今日は西光園にしよか」そんな一言で、何度も始まってきた夜がある。
誕生日、合格祝い、親戚が集まるお正月。ちょっとした節目に、この店の名前が自然と浮かんでくる。
東大阪にいくつか店を構えるけれど、どの町の西光園も、暮らしの中にちゃんと根を張っている。布施の町で、焼肉といえばここ。そう思っている人は、たぶん少なくない。
