
アート流通サポートが運営する現代アートギャラリー「ICHION CONTEMPORARY」にて、2月3日(火)~28日(土)の期間、異なる素材と身体値をもつ4名の作家による展覧会「Sleeping Face, Splitting World, Stick Needles Into the Eyes 眠る顔に針を刺すとき」を開催する。入場料は無料だ。
また、要予約のプレビューイベントとして、1月31日(土)15:00よりトークショー、16:30~18:00にレセプションを予定している。
展覧会の特徴
同展は、情報とイメージが飽和する現代において、私たちは目の前にあるものを本当に「見ている」と言えるのか、という問いを起点に構成されている。
悲惨さとユーモアが同じ画面上で並列化される時代に、感覚や倫理はどのように立ち上がり得るのか。その切実な問題意識を、4名の作家それぞれの表現を通して提示する。
4名の作家
同展には、アーティストのREMAさん、ペインターの川上愛理さん、家具作家の平城侑樹さん、ボタニカルアーティストのSYO TANiiさんの作品が並ぶ。


異物:砂の女
REMAさんは、京都芸術大学 修士課程 美術工芸領域 映像メディア分野を修了。関西大阪万博などでのパブリックアートを手がけたほか、個展やグループ展も開催している。2024年には「東京ミッドタウンアワード2024」優秀賞を受賞した。
今回の展覧会では、Ana Mendietaの作品をパスティーシュすることで、倫理が環境や状況によっていかに揺らぎ、変質するかを露わにする。


Be our guest
川上愛理さんは、東京藝術大学大学院 美術研究科 絵画専攻 油画研究領域 修士課程を修了(油画第6研究室)。複数の個展とグループ展を開催している。同展では、川上愛理は自身の手術経験を起点に、「hospital」と「hospitality」を行き来しながら、身体の記憶とまなざしを絵画へと翻訳する。


Hanataba Stool
平城侑樹さんは、京都市立芸術大学 デザイン学部 プロダクトデザイン専攻を卒業。複数のグループ展、個展、展示のほか、トークショーも開催している。同展では、平城さんの椅子が登場する。


frame
SYO TANiiさんは、個展や共同展で作品を披露しているボタニカルアーティストだ。
同展は、見ることと感じることのあいだにある倫理と感覚を、私たち自身の身体へと引き戻す試み。異なる素材と身体を媒介とした4名の表現は、空間の中で交差し、一つの対話として立ち現れる。
なかでも、平城さんによる椅子と、SYO TANiiさんによる植物の生成的な介入は、展示空間に呼吸と循環をもたらし、作品と観者との関係性に新たな層を立ち上げる。
