
静岡県浜松市に本社を構え、教育・福祉事業を展開するクラ・ゼミは、新規事業として、神奈川県横浜市戸塚区に高校生年代(15~18歳)を対象とした就労準備型放課後等デイサービス「きらりジョブスクール 戸塚校(以下、KJ戸塚校)」を、1月5日(月)に開校した。
これにより、児童発達支援と就労移行支援の「すき間」を埋め、一気通貫支援の実現を目指す。
放課後等デイサービスと障がいのある人への支援の現状
放課後等デイサービスは2023年時点で事業所数2万カ所を突破し(*1)、量的拡大から支援の質が求められるフェーズへ移行しているそう。
一方で、特別支援教育を受ける児童生徒数は直近10年間で倍増しており(*2)、高校生年代を対象とした支援への潜在的ニーズは拡大し続けているという。
また、既存の放課後等デイサービスの多くは小・中学生中心の「遊び・生活支援」がメインであり、中高生の利用者は小学生の半分程度に留まるなど、高校生年代の就労ニーズに特化した専門的事業所は全国的に不足しているそうだ。
従来より、障がいのある子どもたちへの支援は、学齢期の終わり(18歳)とともに一度途切れ、次の成人向けサービスへ移行する際に大きな環境変化やミスマッチが生じる「18歳の壁」が課題となっていた。
特に、高校卒業後の進路が定まらない「進路未決定」の子どもへのサポートは、教育機関だけでは補いきれない現状があるという。
社会に出るための準備を支援
「きらりジョブスクール」は、児童発達支援・福祉型カレッジ・就労移行支援事業で培ったノウハウを集結した施設。幼児期から積み重ねてきた療育の成果を、その人らしい社会参加という形へ結実させるための「架け橋」であり居場所だ。
教育環境を理解し、福祉知識を有する専門スタッフが一人ひとりに寄り添い、「初めて社会に出るための準備」を全力でサポート。特別支援学校や通信制高校とも連携し、高校生年代の「進路未決定」という課題を解消する。

KJ戸塚校は、クラ・ゼミが展開してきた福祉事業の「高校生年代への支援のすき間」を埋めるための新たな拠点。幼児期・学童期を支える「児童発達支援事業(こどもサポート教室・コペルプラス)」の延長上に、高校生年代を対象とした同事業所を開校することで、社会に出るための準備を支援する。

KJ戸塚校を卒業後は就業、もしくは同社が運営する18歳以上を対象とした「福祉型カレッジ(ゆたかカレッジ)」および成人向けの「就労移行支援事業所(アクセスジョブ)」へとスムーズにつなぎ、障がいのある利用者が安心して成長できる環境をライフステージを通して継続的に提供し、将来的な就労定着を実現する。
