反省
「私のやり方が気に食わないなら、あなたが全部やってくれればいいじゃない」
「一生懸命頑張っているのに文句ばかり言われて辛かった」
そう正直に伝えると、ハッと気づいた表情で黙り込む夫。
「そんなつもりじゃなかった」
「悪かった」
とようやく反省してくれました。
それから夫の態度は急変。
私の家事のやり方に対して口を出す前に、
「ありがとう」
と言うようになり、指摘もやんわりとした提案に変わったのです。
感謝を伝えよう
パートナーの家事に対して意見を言うこと自体は悪くありませんが、その前に感謝と敬意が必要だと、夫もようやく気づいたようです。
この経験を通して、我慢せずに伝えることの大切さを痛感した私。
夫婦は上下関係で成り立っているものではなく、あくまで対等な関係であるべきだ、と改めて思った出来事でした。
【体験者:30代・女性公務員、回答時期:2025年8月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にFTNでヒアリングと執筆を行う。

