3.ノミアレルギー
ノミアレルギーは、ノミに刺された際に、体内にノミの唾液が入り、それがアレルゲン(抗原)となって発症します。
主に屋外で寄生されることが多いのですが、室内飼いの猫は安全だと思われがちですが、飼い主の衣類や靴にノミの成虫や卵が付着して家の中に持ち帰ることもあります。また、窓や網戸の隙間から入るケースもあります。
主な症状
激しいかゆみ 小さな発疹とかさぶた 皮膚の赤み 脱毛 慢性化による色素沈着対処法
ノミアレルギーの場合、まずは徹底して室内のノミ駆除を行う必要があります。強いかゆみや炎症を抑えるために、ステロイド剤や抗ヒスタミン薬などが使用されます。掻き壊しによる二次感染がある場合は抗生剤も使用されます。また、身体についているノミを駆除するため、スポットタイプのノミ駆除薬を投与します。
さらに猫への投薬と並行して、室内のノミの卵や幼虫・成虫を駆除するため、念入りな掃除と駆除剤(猫に影響のないもの)の使用が求められます。
ノミの卵は小さく隙間に入りやすいこと、ノミ成虫は跳んだり隙間に隠れて見つけづらいことから、1度の掃除ではなく、治療中から治療後まで繰り返し掃除を行いましょう。ノミの卵には一般的な駆除剤が効かないこともあるので注意が必要です。
4.接触アレルギー
猫が発症する接触アレルギーは、直接接触している物であれば何でも原因になり得るため、原因の特定は困難です。 主にプラスチックや樹脂製の猫用食器、猫ベッドなどの布類や使用された洗剤や柔軟剤、カーペットや床材の化学物質、植物の花粉、金属製のブラシなど、アレルゲンは多岐にわたります。
接触アレルギーは、どの年齢でも発症する可能性はありますが、皮膚バリア機能の低下によって症状が出るようになることもあります。
主な症状
皮膚の赤み、発疹 痒み 脱毛 発疹 皮膚のただれ 色素沈着 腫れ 過剰グルーミング対処法
動物病院では、症状を緩和するための抗ヒスタミン薬やステロイドなどの薬が処方されますので、自宅では指定されたとおりに投与しましょう。
原因となっていそうな製品を特定できた場合、それを生活環境から除去して改善するか様子を見ることが大切です。

