子どもの成長過程で起こる反抗期。それは、子どもだけでなく親にとっても自分自身を試される試練のようなものかもしれません。筆者の知人A子さんは、かつて娘の反抗期に激しく動揺し、その後の親子関係に深い溝を作ってしまいました。
娘にだけ抱く、抑えきれない怒り
A子さんには息子と娘がいますが、反抗期になった娘に対して、どうしても感情を抑えることができませんでした。
息子の反抗期にはそこまで思わなかったものの、なんだか娘には無性に腹が立ってしまったのです。
あの頃を振り返っても、自分の言動が信じられないほど、娘に対して冷たい態度を取り続けていました。
結局、数年で反抗期は落ち着いたのですが、その後も娘の言うことにいちいち腹が立ってしまい、自身の冷たい態度を改めることができずにいました。
なぜ孫を見せに来ないの? 募る寂しさとイライラ
そんな娘も大人になり、結婚して子どもにも恵まれました。
孫を連れて帰省してくるのを楽しみにしていたのに、娘は一向に我が家へ寄り付こうとしません。
明らかに避けられていると感じたA子さんは、寂しさのあまり感情的に娘を問い詰めてしまいました。
「散々世話になったんだから、時々は孫の顔くらい見せにきなさい」
そう叱咤したA子さんに、娘が返した言葉はあまりに重いものでした。

