家庭は「最初の学校」である
なぜ家庭の蔵書数が子どもの学力にこれほどまでに影響を与えるのでしょうか? ひとつの理由は、本が身近にある環境が、子どもの読書習慣や知的好奇心の土壌を育てるからです。
本が多い家庭では日常的に親が読書する姿を子どもが目にすることが多く、それが模倣や会話のきっかけとなって、自然と「読むこと」への抵抗感が薄れていきます。これは「モデル学習」や「家庭内言語環境の質」といった心理学・教育学の知見とも一致します。
さらに読書を通じて語彙力や知識、文章理解力などが培われることで、教科を問わず成績の底上げにつながっていると考えられます。
もちろん単に本をたくさん置いているだけでは効果は限定的かもしれません。子どもが興味を持ちそうな本を揃えたり、読み聞かせを通じて「本との対話の場」を日常に取り入れたりすることが重要です。
「家庭は最初の図書館であり、最初の学校でもある」と言われるように、読書環境の整備は親ができる最もシンプルで効果的な教育投資のひとつなのです。
続きは書籍でお楽しみください。
いまの科学でいちばん正しい 子どもの読書 読み方、ハマらせ方
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※本記事は、『いまの科学でいちばん正しい 子どもの読書 読み方、ハマらせ方』<著:堀田秀吾/Gakken>より抜粋・再編集して作成しました。
