「まだある」ものから見えたもの
その他、洋服の「ハリウッドランチマーケット」や高級洋食の「小川軒」の老舗両店に加え、『アド街』第1回のときはまだ新しかった商業ビル「サンローゼ代官山」などがまだまだ健在でした。
ちなみに近所に住む庶民として情報をひとつ。
基本的に高級なお店が並ぶ代官山ですが、100円ショップのセリア、セブン-イレブン、ウェルシアなどの気軽な店もぽつぽつと点在しています。
野外のイートインスペースが広いナチュラルローソンに加え、リーズナブルな街のそば屋が点在するのもうれしいところ。これらは代官山で貴重な安くごはんが食べられるお店です。
最後に、番組では30年前に5位だった「西郷山公園」へ。
その放送時と同じように、空は夕日を映し出しています。30年の時が経ってもきれいなままでした。
あらためて思うと、第1回の『アド街ック天国』は、全体的に新しくてホットなスポットを多く取り上げていたのが印象的でした。
古いものを取り上げがちな現代の日本と比較して、「かつてのテレビ番組はそうだったなぁ」と懐かしくなります。
しかし代官山を歩いて、東京を代表するおしゃれタウンは今も生きていると確認できました。
「日本は貧しくなった」とよく言われますが、ここでは高級なものを売るお店がたくさん成り立っており、「まだまだお金はある人にはある」と頼もしく思えた次第です。
菅原正豊さんいわく「シャレた番組」を目指すために第1回に選ばれた代官山は、今もシャレた街でした。

