「インフルエンザ」感染時はどんな「食べ物」を食べたらいいの?【医師監修】

「インフルエンザ」感染時はどんな「食べ物」を食べたらいいの?【医師監修】

インフルエンザ回復期の食事のポイント

インフルエンザ回復期の食事のポイント

インフルエンザが治りかけのとき、どのような食事がおすすめですか?

熱が下がって症状が落ち着いてきた回復期でも、身体はまだ疲れており消化器官も本調子ではありません。解熱直後は引き続き消化のよい刺激の少ない食事を心がけ、徐々に通常の食事内容に戻していくのがよいでしょう。

食欲が戻ってきたからといって、いきなり脂っこいものやボリュームのある食事をとると弱った胃腸に負担をかけてしまいます。体調に合わせて少しずつ食材の種類や量を増やしながら、数日かけて普段の食事へ戻していきましょう。喉の痛みが引いているなら、生姜湯や薄めの紅茶など温かい飲み物で体を温めつつ食事をとるのもよい方法です。くれぐれも焦らず、胃腸の調子をみながらもとの食生活に戻してください。

栄養バランスで意識したほうがよいポイントを教えてください

回復期には、療養中に崩れてしまった栄養バランスを意識して整えることが大切です。具体的には、たんぱく質やビタミン、ミネラルをしっかり補給することを心がけましょう。特に、病み上がりは筋力も落ちやすいので、毎食少しずつでも良質なたんぱく質を摂るよう意識してください。ビタミン類も免疫機能の回復に欠かせません。これらの栄養素を偏りなく摂るため、回復期には食事の品数を増やしながら主食や主菜、副菜をバランスよく組み合わせるようにしましょう。食べられる量が増えてきたら、生野菜や果物など加熱せずに食べられる食品も取り入れるとビタミンの損失を防げます。

いつから普段の食事に戻してもよいですか?

解熱して体調が安定してから数日かけて、普段の食事へ戻すのが理想的です。個人差はありますが、熱が下がった直後はまだ体力が万全でないため、治った後の数日は消化によい食事を続けるとよいでしょう。具体的には、回復期の初めは前述のような消化によい食事を少量ずつ摂り、問題なければ徐々に量を増やして普段のメニューに近づけていきます。お腹の調子が完全に戻るまで無理は禁物で、通常食に戻すタイミングも人によって違うことを覚えておきましょう。目安としては、平熱に戻り食欲も普通に近づいてきたら、消化によいものから再開してみて問題ないか確認してみましょう。

編集部まとめ

編集部まとめ

インフルエンザに罹患したときは、症状の程度や回復のスピードに個人差があります。高熱で食欲がないときでも、水分や栄養を少しずつ補給する工夫をし、胃腸に負担をかける食事は避けましょう。症状が重く自力で十分な水分および栄養の補給ができない場合は、早めに医療機関に相談することも大切です。今回ご紹介したポイントを参考に、インフルエンザのときの食事の取り方や回復期の栄養管理を実践してみてください。

参考文献

『一目でわかるクリニカルレシピ』(川崎医科大学附属病院栄養部)

配信元: Medical DOC

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