膵臓がんはMRI検査で発見できる?Medical DOC監修医がCT検査・MRCP検査・早期発見方法・初期症状・予防法などを解説します。

監修医師:
岡本 彩那(淀川キリスト教病院)
兵庫医科大学医学部医学科卒業後、沖縄県浦添総合病院にて2年間研修 / 兵庫医科大学救命センターで3年半三次救命に従事、近大病院消化器内科にて勤務 /その後、現在は淀川キリスト教病院消化器内科に勤務 / 専門は消化器内科胆膵分野
「膵臓がん」とは?
膵臓がんとは、お腹の中にある「膵臓」という臓器にできるがんです。膵臓は胃や腸の背中側(裏)にある臓器でエコーなどでも見えにくい場所にあるため、がんなどがあってもなかなか見つかりにくいと言われます。また、膵臓自体も厚さ1〜3cm程度の薄く横に長い臓器のため、がんが大きくなると周囲の臓器や神経などに及びやすく、進行が早いのも特徴とされます。
「MRI検査」とは?
MRI検査とは、磁力を利用して体内の臓器や血管を映し出す検査です。この検査では軟部組織の性状などもある程度わかります。
磁力を利用するのでCT検査と異なり被曝はしません。しかしながら、強力な磁力を使用しているため、体の中に金属、ペースメーカーなどを入れている人や、刺青のある人は行うことができません。また、CT検査とは異なり撮影に時間がかかります。狭い場所に30分程度入って身動きせずに行う検査のため、閉所恐怖症の人は耐えられないことも多い検査です。
膵臓で主に行うのは後述するMRCPという撮影方法で行うことが多いでしょう。

