まとめ、展覧会情報
磯崎新《還元シリーズ MUSEUM - Ⅰ(群馬県立近代美術館)》 1983年、磯崎新アトリエ蔵 ©Estate of Arata Isozaki
19世紀の思想家ウィリアム・モリスは『ユートピア便り』の中で、芸術と暮らしの融合を説き、現実の課題を見つめながら理想の社会を夢見ました。その思想は20世紀の日本にも息づき、芸術や建築、工芸など、幅広いジャンルを結ぶ共同体が模索されます。
本展は、2020年に開催された「モダンデザインが結ぶ暮らしの夢」展の続編として、理想の地=ユートピアを追い求めた近代日本の人々の営みをたどります。白樺派や民藝運動を起点に、フィールドワークや建築の実践、芸術家たちのコロニー活動、地域に根ざした創造の場、そして戦後の再生と未来への構想まで、全5章で約170点の作品と資料を紹介します。
「ユートピア」とは、決して遠い理想郷ではなく、私たちの暮らしのなかに息づく小さな理想の集積なのかもしれません。美術、工芸、建築が交差しながら描かれた20世紀日本の「美しいユートピア」を通して、私たちが思い描く新しい未来への手がかりを探ってください。
展覧会情報
『美しいユートピア 理想の地を夢みた近代日本の群像』 パナソニック汐留美術館
開催期間:2026年1月15日(木)〜3月22日(日)
※会期中、一部展示替えあり。前期:1月15日~2月17日、後期:2月19日~3月22日
所在地:東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル4階
開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
※2月6日(金)、3月6日(金)、20(金)、21 (土)は20時まで開館(入館は19:30まで)
休館日:水曜日(ただし2月11日と3月18日は開館)
観覧料:一般1200円、65歳以上1100円、大学生・高校生700円、中学生以下無料
※土曜日・日曜日・祝日は日時指定予約制(平日は予約不要)
美術館サイト:『美しいユートピア 理想の地を夢みた近代日本の群像』
