「食道がんの痛み」についてよくある質問
ここまで食道がんの痛みなどを紹介しました。ここでは「食道がんの痛み」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
食道がんの末期症状について教えてください。
齋藤 雄佑 医師
食道がんの末期症状は、がんの進行度や転移の状況によって異なりますが、以下のような症状が現れることがあります。
激しい痛み: がんが神経や骨に転移すると、激しい痛みが生じることがあります。
嚥下困難: 食べ物や飲み物が全く飲み込めなくなり、栄養摂取が困難になります。
呼吸困難: がんが気管や肺に転移すると、呼吸が苦しくなることがあります。
出血: がんが血管を侵食すると、吐血や下血が起こることがあります。
全身衰弱: がんの進行に伴い、全身の倦怠感や食欲不振、体重減少などが起こります。
食道がんの治療では、手術ができれば手術、手術が難しければ、化学療法や放射線療法を本人の体調によって選択して加療をします。
食道がんを発症すると喉に違和感を感じたりすることはありますか?
齋藤 雄佑 医師
食道がんを発症すると喉に違和感を感じることがあります。特に、がんが頸部食道に発生した場合、以下のような症状が現れることがあります。
●異物感: 喉に何かが詰まっているような感じがします。
●つかえ感: 食べ物や飲み物が喉を通過しにくい感じがします。
●痛み: 飲み込む際に喉に痛みを感じることがあります。
これらの症状は、風邪や逆流性食道炎などでも起こることがありますが、長引く場合は医療機関を受診し、検査を受けることをおすすめします。
編集部まとめ飲み込みづらさを感じたら、早めに消化器内科へ
食道がんは、初期症状が軽微で気づきにくい病気ですが、早期発見・早期治療が重要です。特に喫煙や過度の飲酒などのリスク要因がある方は、定期的な検診を受けることをおすすめします。また、食べ物が飲み込みにくい、胸やみぞおちの違和感や痛み、声のかすれ、原因不明の体重減少、咳が長引くなどの症状がある場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

