
コミックの映像化や、小説のコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、丸ノ内ごっこさんが描く『人間の女は月に一度弱るらしい』をピックアップ。
丸ノ内ごっこさんが12月1日にX(旧Twitter)で本作を投稿したところ、4.5万件を超える「いいね」と共に、多くの反響コメントが寄せられた。本記事では、丸ノ内ごっこさんにインタビューを行い、創作のきっかけや漫画を描く際のこだわりについて語ってもらった。
■月に1度弱る人間

悪魔・ハーマンは、ある時人間の娘・ヒルダのベッドが血まみれになっており、弱っているらしいことに気づく。“人間図鑑”によると、それは女性の生理にあたり、月に1度弱ることを知る。
「なんて弱い生き物」
と思ったハーマンは、明らかに弱っているヒルダを見て、
「死んだらどうしよう」
と不安になる。そしてハーマンは、夜通しヒルダの隣に寄り添い、都度息をしているか確認した。
翌朝、元気になったと起き上がってきたヒルダに対し、心配で眠れなかったハーマンはげっそりしていたのであった…。
作品を読んだ読者からは、「不安になりながらも見守る姿が優しい…!」「こんな悪魔がいてくれたら最高すぎる…!」「めっちゃ刺さった」など、反響の声が多く寄せられている。
■作者・丸ノ内ごっこさん「漫画を描いて投稿して自分の存在を知ってもらおうと思い立ったのが最初」

――『人間の女は月に一度弱るらしい』は、どのようにして生まれた作品ですか?きっかけや理由などをお教えください。
この漫画を投稿した約1週間後に、私はR-1グランプリ(ピン芸人のNo. 1を決めるお笑いの大会)の一回戦を控えていました。当日までにファンを増やし1人でも多くの方にR-1を観に来てもらいたかったので、まずは漫画を描いて投稿して自分の存在を知ってもらおうと思い立ったのが最初です。
『人間の女は月に一度弱るらしい』は自分が以前発表した読み切り漫画の後日談として描いたものです。読み切り漫画の内容は悪魔と人間の娘が交流を経て心を通わせていく…というものだったのですが、そこでは2人の日常などは詳しく描くことができませんでした。そこで後日談では2人の日常にフォーカスし、悪魔と人間の埋められない差、文化の違いなどを描いてみたいなぁと思ったのがはじまりです。
――本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。
悪魔が人間の体の仕組みに驚き、戸惑うところが見どころです。
私は悪魔に会ったことがないので詳しくは分かりませんが、きっと人間よりもはるかに強い存在なんだろうなと思っています。そんな強い存在が、近くにいる大切な人間が弱っている様子を見たら「もしかしたら死ぬんじゃないか…」と不安に思うんじゃないかな〜と思い描いたシーンです。私たちが小さな子供やペットを見て心配に思う心情に近いと思います。
――今回の作品のなかで、特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
悪魔が寝ている人間を見て不安になり涙を流すシーンです。
自分より弱い存在が、愛する存在が眠るように死んでしまうのではないか…という不安と戦う心情と時間経過をうまく描けたかなぁと思っております。
――本作は4万件以上のいいねを獲得しています。多くの反響を呼んだことについて率直な感想をお聞かせください。
びっくりしています!ここまで多くの方に読んでいただけることはさすがに想像していなかったので。生理の辛さは多くの女性にとって長い間付きまとう悩みなので、共感していただけたのかなぁと思います。少しでも楽しんだりうなづいたりしてもらえたのなら、描いた甲斐がありました。
――丸ノ内ごっこさんご自身や作品について、今後の展望・目標をお教えください。
2026年も引き続き漫画とR-1グランプリを頑張りたいです。どちらももっとたくさんの方に見てもらいたいです。面白いものを作れるように精進します!
――最後に、作品を楽しみにしている読者やファンの方へ、メッセージをお願いします。
読んでくださる皆さんには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。作品への感想やファンアートをいただけてとても励みになっています!いつもありがとうございます!引き続きたくさん作品を描いていこうと思うので、通勤通学のお供や寝る前の暇つぶしなどにしてもらえたら嬉しいです♡

