「総額1100万円請求」不法侵入に“最終警告”、大阪の看板が話題に 管理会社が明かす悩みと懸念

「総額1100万円請求」不法侵入に“最終警告”、大阪の看板が話題に 管理会社が明かす悩みと懸念

大阪の港近くに掲示された、ある「最終警告」がSNSで注目を集めている。

フェンスを乗り越える人たちの写真とともに、「請求額の例」として示されたのは「総額1100万円」という数字。一体、何があったのか。看板を設置した会社に聞いた。

●「管理者の臨界点を超えたようです」Xの投稿がバズる

「再三の注意、警告にもかかわらず、不法侵入が続いているため、以下の不法侵入者の特定を進めており、判明次第、過去に侵入した回数を含め、施設利用料金を請求する予定です」

赤字で「最終警告」と題された看板には、フェンスをよじ登ろうとする人や、無断で敷地に侵入する様子を捉えた写真が添えられている。さらに「請求額の例」として、「22万円/日×50回」「総額1100万円」の表記もあった。

この看板を見たと思われる人物が1月6日、Xに「いつも来てる不法侵入の釣り人達、管理者の臨界点を超えたようです」という一文とともに画像を投稿。すると、約8000回リポストされ、1月8日夕方時点で296万回以上も表示されるなど、大きな反響を呼んでいる。

●釣り人が「ショートカット」か

この看板を設置したのは、「堺泉北埠頭(さかいせんぼくふとう)株式会社」。同社によると、看板は大阪府泉大津市にある「泉大津フェニックス多目的広場」に隣接する、広大なアスファルト敷地を囲うフェンスに掲示しているという。

この広場とアスファルト敷地はもともと大阪府が所有しており、2024年2月から同社が管理・運営を担っている。ライブイベントなどが開催される際に開放されるが、通常は立ち入り禁止となっている。

敷地の外側にはフェンスが設置されているものの、これを乗り越えて無断で侵入する人が後を絶たず、注意を繰り返しても状況が改善しなかったため、2024年の夏ごろに「最終警告」と題した看板を設置したという。

同社の担当者によると、侵入者たちはアスファルト敷地を通過して、海の方に向かっている様子で、釣り目的で「ショートカット」している可能性がある。ただし、現時点では、個人の特定には至っていないという。

提供元

プロフィール画像

弁護士ドットコム

「専門家を、もっと身近に」を掲げる弁護士ドットコムのニュースメディア。時事的な問題の報道のほか、男女トラブル、離婚、仕事、暮らしのトラブルについてわかりやすい弁護士による解説を掲載しています。