●AI時代だからこそ問われるデジタルアーカイブの意義
今後の展望については、国立情報学研究所所長で、デジタルアーカイブ学会の黒橋禎夫会長が、AI時代におけるアーカイブの重要性を強調した。
「どうして今、推進法なのか。やはりAIのインパクトは本当に大きいです。AIは加速的に進歩しておりますし、その影響が社会のあらゆる側面に及んでいます」
AIが膨大な情報を収集・分析する「ディープリサーチ」においても、信頼できるデジタルアーカイブが公開されていれば、その価値は高まるという。
「信頼できるAIを育てることが、人類の大きな課題」であり、その土台となるのが人類の文化活動や学術活動を記録・保存したデジタルアーカイブだとして「推進法の重要性は今や疑うまでもないという段階に入ってきています」と述べた。

