【獣医師執筆】犬の脾臓腫瘍とは?症状や検査・治療法を徹底解説

【獣医師執筆】犬の脾臓腫瘍とは?症状や検査・治療法を徹底解説

治療について

チェックリスト

脾臓の腫瘍を認めた場合には、「脾臓の全摘出」をおこなう手術を勧められます。

脾臓は血液や免疫に関して多くのはたらきを担っていますが、他の臓器で代わりのはたらきをしてくれることが多いので、脾臓を摘出することで、普段の生活に大きな影響を与えることは少ないです。

ただ、血液量のコントロールや免疫機能のある程度の低下はありますので、感染症や激しい運動などには気を付けましょう。

脾臓腫瘍からの大量出血を起こしている場合には、緊急的な手術が必要です。

また、出血のショックで亡くなってしまう可能性もあるため、輸血が必要な場合もあります。ただ、犬の血液型は人間よりも複雑で、輸血用の血液を貯蓄していくような仕組みもありません。

輸血ドナーを確保している動物病院は非常に限られていますので、注意しましょう。摘出した脾臓は病理検査をし、腫瘍の分類を明らかにします。病理検査の結果、悪性腫瘍と判断された場合には、術後に抗がん剤治療を行うこともあります。

まとめ

まとめ

健康診断で超音波検査までおこなうことはまだまだ少ないと思いますが、気になる症状が少しでもある場合には、一度詳しく全身を検査することをお勧めします。

小さな症状を見逃さず、定期的に検査をおこなうことで、できるだけ早期発見を目指していきましょう。

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