
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、漫画『海外遊牧民の骨めし。』を紹介する。雑誌『ゲッサン』(小学館刊)で連載中の『うちのルカなら ~海外のすごい犬とわが家の愛犬どっちもたまらん~』(小学館刊)でも知られる作者の五箇野人さんが、12月1日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、2000件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、五箇野人さんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
■絶品料理を堪能した後におこなう伝統の工程

旅のなかで五箇野人さんが、海外の遊牧民のゲル(移動式の住居)に滞在していた時のこと。食事の時間がやってくると、煮込んだ羊の肩肉が振る舞われ、その味と食感に思わず“めちゃうま”と頬を緩める。
綺麗に骨だけになるまで食べるが、現地の人はまだ工程があると言う。骨を砕いてから、最後にこの工程を踏まないと災いが起こるという伝統を教えてくれた現地の人。さらには日本語で「オバケ クル」とフレンドリーなようすを見せ、五箇野人さんの心に強く残るのだった…。
この伝統に触れたレポート漫画を読んだ人たちからは、「草原の石の扱いも伝統がある」「ほっこり回以外も見てみたい」「世界は広いな」など、多くのコメントが寄せられている。
■「絶対に書きたいと思ってました」作者・五箇野人さんに漫画創作へのこだわりをインタビュー

――本作を創作したきっかけや理由があればお教えください。
今までも海外旅の漫画日記をアップロードしてましたが今回のグルメは料理だけでなく文化や伝統が感じられてぜひ色んな方にお届けしたいと思ったのがキッカケです。
――本作では、現地に伝わる食べ方や伝統が非常に印象的でした。本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。
骨を割ることが、ただの作法でなくしっかり厄除けの意味を持つこと、そしてそれを受け継いで信仰している人がたくさんいることを感じて頂けたら幸いです。日本にも多くの風習があるので今またそれらを大切にするのもとてもいい事だと思ってます。
――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
最後の書き文字になるんですが日本語で「オバケ クル」と教えて頂いた時は、異文化へのインパクト以上にほっこりと癒しのインパクトが強く絶対に書きたいと思ってました。
――今後の展望や目標をお教えください。
引き続き海外旅をして漫画を描いていきます同時に、ゲッサンで連載中の海外の犬とうちの愛犬に焦点を当てた「うちのルカなら。」も楽しんで頂けたらめちゃ嬉しいです!
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
旅でも漫画でも、たまに疲れてヘトヘトだったとしても「いや、もう少しだけ頑張ろう」と
奮起できる時があって、その原動力は読んで頂いている皆さんです。今後も楽しんで頂けるよう気張ります。本当にいつもありがとうございます!

