1.基礎代謝の低下
高齢になると、猫も人間と同じように基礎代謝が低下します。そのため、以前は完食していたご飯を残すようになったり、食欲が全体的に落ちたりすることがあります。これは病気ではなく、老化に伴う自然な変化のひとつです。
食欲が落ちてきたら、カロリー密度の高いフードや消化吸収の良いシニア向けのご飯を選ぶなどで、少量のフードでも十分な栄養を摂取できるよう工夫することが大切です。
ただし、これは見た目だけでは判断はできません。急激に体重が減ったり、まったく食べなくなったりした場合は、病気が隠れている可能性もあるので注意しましょう。
2.消化器の衰え
猫も年を重ねるにつれて胃腸の機能が衰え、食べたものをうまく消化吸収できなくなることがあります。そのため、若い頃のようにたくさん食べられなくなったり、胃もたれのような不快感を覚えたりして食欲がなくなる場合も。
また、腸の動きが鈍くなって便秘がちになるシニア猫も多く、食欲不振の一因となりえます。
こうした消化器の衰えには、消化しやすい食事を与えるのが有効です。消化吸収に優れたシニア猫用フードに切り替えたり、ドライフードをふやかしたり、ウェットフードに混ぜたりして、消化器への負担を減らしてあげましょう。

