子どものおもちゃで散らかりがちなリビングが……。家庭の悩みを解決するインテリアのプロによるコーディネートが、YouTubeで「参考になります!」「うちも長年おもちゃとの共存に悩んでおります」などの反響を呼んでいます。
働くママのリビング周りの悩み
動画を投稿したのは、インテリアブランド「Re:CENO(リセノ)」によるYouTubeチャンネル「Re:CENOインテリア」(@ReCENOinterior)。自社製品の家具の紹介や、インテリアコーディネートについてのさまざまな情報を発信しています。
今回は出張インテリアコーディネート「Before After PRO-After」という企画で、リセノ在籍10年というスタッフ・田上さんの自宅に、バイヤー・大場さんがやってきました。結婚して息子さんが生まれ、現在の住まいに引っ越してからも仕事と育児を両立しながら毎日忙しい日々を過ごしているようです。
そんな田上さんが抱えている悩みは、17.5畳のリビングダイニングにありました。自宅は京都ではよく見るという「うなぎの寝床」と呼ばれる特徴的な作りになっている一軒家で、間口は狭めて奥に広がる構造になっています。
そんなリビングダイニングのうち、リビングとして使っているスペースはラグマットを敷いて、子どもが遊べるようにしているのですが、ちょっぴり手狭に感じているそうです。
子どもがおもちゃで遊ぶスペースを確保すると、ソファなどが置けないので、もう少しくつろげる空間にしたいといいます。さらに、リビングの収納スペースは子どものおもちゃであふれており、片付けるのも一苦労で、どうしても部屋が散らかってしまいがち……上手に収納できるアイデアを必要としています。
また、リセノがインテリアコーディネートで重視している、部屋の印象を決めるポイントを意図的に作る「フォーカルポイント」を取り入れようと、部屋の角に観葉植物を置くなど、実践しているものの、もうひと工夫できないかという相談。これら3つの悩みを軸に「子どもが居てもすっきり片付くリビング」をテーマに、プロの経験と知識でインテリアの再構築に挑みます。
ゾーニングで空間にメリハリを
作業を終えると、まずはリビングから変更点をチェック。壁側に置かれていたおもちゃや収納棚などを片付けて、新しくテレビ台やソファを設置しました。
これまでのリビングは子どもを中心に考えた空間でしたが、より機能的に使うために「ゾーニング」を取り入れて、横長の収納棚をリビングダイニングの間に設置して、空間を仕切ることでひと続きの部屋にメリハリを持たせました。
仕切りに使う家具は、背の高い棚を設置すると圧迫感が生まれてしまい、視線が通らないために部屋が狭く感じてしまうといい、収納棚はあえて背の低い物を選んだそうです。
子ども自身が棚に収納されたおもちゃなどにアクセスしやすいだけでなく、テーブルやキッチンに居る大人が、リビングで遊ぶ子どもの様子をうかがえるように「視線が抜ける」という点を重視しています。
ソファは奥行きの深いタイプは避けて、浅めのタイプを採用しました。テレビの間に空間をもたせることで、子どもを遊ばせるスペースも確保。あえてテーブルは置かずに、ソファ端にサイドテーブルが付属している製品を使うことで、くつろげる空間作りと子どもを遊ばせるときの安全性を意識しているそうです。

