猫が高確率で命を落とす『危険な感染症』4つ 主な症状から予防法まで解説

猫が高確率で命を落とす『危険な感染症』4つ 主な症状から予防法まで解説

3.猫免疫不全ウイルス感染症

もみあう猫たち

「猫免疫不全ウイルス感染症」は、俗に「猫エイズ」と呼ばれる感染症です。喧嘩によって感染することが多く、人や犬への感染は認められていません。症状が見られない場合もありますが、発症すると比較的長い年月をかけて命を落とすケースもあります。

5つのステージがあり、最初はリンパ節腫大や白血球減少、下痢などの症状が現れます。中でも、口内炎はよく見られる症状のひとつです。最後は免疫力が著しく低下し、別の病気を併発してしまうこともあります。

認知度の高い感染症ではありますが、残念ながら治療法は確立されていません。そのため、感染した場合は緩和治療を行うこととなります。感染猫による咬傷で感染することが多いため、屋外に出さないことが最大の予防法となります。

4.猫伝染性腹膜炎

うずくまる猫

「猫伝染性腹膜炎」は、突然変異したコロナウイルスによって引き起こされます。感染猫の唾液や鼻水、排泄物を口にすることで感染することが多いようです。致死率ほぼ100%として恐れられる感染症でしたが、治療薬が開発されたことで、回復を期待することもできるようになりました。

感染すると、胸やお腹に水が溜まったり、しこりができたりといった症状が現れます。また、目の色が変わるケースも多く報告されています。治療をしない場合、1ヶ月もしないうちに命を落としてしまうことも珍しくありません。

猫伝染性腹膜炎を予防するワクチンは国内にはなく、外に出さない、無理な多頭飼いをしない、ストレスをかけないといった基本的な予防法が重要となります。

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