“100年前の日本”のクリスマスケーキを再現したら…… 大正ロマンあふれる“意外な仕上がり”に「素敵」「夢のお菓子だったんだろうなぁ」

“100年前の日本”のクリスマスケーキを再現したら…… 大正ロマンあふれる“意外な仕上がり”に「素敵」「夢のお菓子だったんだろうなぁ」

 大正時代に販売されていた、“100年前のクリスマスケーキ”を再現してみたら……? 現代とは何もかもが違う、ロマンあふれる再現ケーキがInstagramで人気です。動画は記事執筆時点で10万回以上再生されています。

明治時代から販売されていたクリスマスケーキ

 投稿者は、“大正ロマン・昭和レトロ”な文化の研究をしている宮寺理美(@sato_retro)さん。SNSでは、当時のファッションや食べ物、さまざまな文化についての情報や日常の様子を発信しています。

 今回の動画では、およそ100年前の日本で販売されていた“クリスマスケーキ”の再現に挑戦します。そもそも、大正時代にクリスマスケーキはあったのでしょうか……?

 なんと日本では、1910年(明治43年)に創業した老舗食品メーカー「不二家」が創業時からクリスマスケーキを販売していたのだとか。宮寺さんによると、当初は居留地の外国人にのみ人気だったクリスマスケーキが、大正時代には日本人にも広まっていったのだそうです。

100年前のレシピ通りにケーキを作ってみたら……

 今回は1882年(明治15年)に創立された日本最古の料理学校「赤堀料理学園」の歴史あるレシピをもとにクリスマスケーキを再現し、不二家のデザインを参考にデコレーションすることにしました。当時のレシピでは分量は「匁(もんめ)」で記載されていますが、グラム換算して作っていきます。

 まずは卵黄と大量の砂糖を混ぜ、そこに砂糖の半量しかない小麦粉、ベーキングパウダー、塩を投入。驚くことに、生地にバターは使いません。この時点で、現代で作られているスポンジケーキの分量とは全く異なりますね。

 水を加えて乳化させ、卵白を泡立てたメレンゲを混ぜたら、なんとここでお酢を加えます。ベーキングパウダーとお酢が化学反応を起こし、焼くときにふっくらとふくらむのだそうです。

 カップケーキ型に流し込み、170度に予熱したオーブンで約30分焼いたらきつね色のケーキが完成! 宮寺さんによると、見た目も味も“かすていら”にそっくりとのことです。

 続いて当時の不二家のクリスマスケーキを参考に、メレンゲと粉砂糖で糖衣を作ります。このころは生クリームが普及していなかったため、飾り付けはとてもシンプルだったといいます。

 ケーキの上にたっぷり糖衣を載せ、大小のアラザンをトッピングしたら、素朴でかわいらしい“100年前のクリスマスケーキ”の出来上がりです。シンプルながら、キラキラのアラザンがたくさん載ったケーキはとても華やか。生クリームのない時代にこんなステキなお菓子が販売されていたら、大人も子どももワクワクしそうですね。これは食べてみたい……!

配信元: ねとらぼ

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