カシミヤ100%、カシミヤタッチ…何が違う? 意外と知らない“カシミヤ表示”の真実と、“損しない選び方”

カシミヤ100%、カシミヤタッチ…何が違う? 意外と知らない“カシミヤ表示”の真実と、“損しない選び方”

ユニクロの「カシミヤニット」は、ちゃんとカシミヤ?

 ユニクロでは、1万円前後でカシミヤ100%のセーターが販売されています。一番安価なカシミヤ100%のカシミヤクルーネックセーターは、現在セール価格で税込5,990円。他にも1万円を切るカシミヤセーターが複数あります(価格はすべて2026年1月8日時点)。しかも特筆すべき点は、カシミヤの最高級ランクGradeA(カシミヤの中でも最も繊維が細く質が良い。ハイブラ御用達の素材)も使用しているということ。

 ユニクロ「カシミヤタートルネックセーター」税込9,990円(2026年1月8日時点のセール価格) もちろんGradeAの最高級カシミヤだけを使用しているわけではなく、ランク違いのカシミヤをブレンドしていることでコストダウンに成功しています。この他、大量生産による独自の生産ラインによって、カシミヤ100%なのに1万円を切る値段で販売できたということなのでしょう。

 ユニクロのカシミヤは紛れもなく、ちゃんとしたカシミヤ100%のセーターではあります。素材は本物ですが、販売価格含めて敷居の低さを実現させた結果、他社で5万円以上の価格で販売されているカシミヤ100%のセーターに比べると、少々物足りなさを感じるかなという印象を受けました。とはいえ、ユニクロのカシミヤセーターは、カシミヤを初めて着てみたいといった方の入り口としてとても最適なものとなります。

「カシミヤタッチ」って何? 使いやすさとコスパはピカイチ

 さて、一方で最近よく耳にする「カシミヤタッチ」という商品。これはカシミヤ混の一種なのかと誤解を受けやすいのですが、この表記は「カシミヤのような風合い」という意味なので、カシミヤは全く使用しておりません。非常に紛らわしいですよね……。多くは、ナイロンやレーヨン、ポリエステルなどを使用した化学繊維の商品で、カシミヤの上質な光沢感と薄手でしっとりとした滑らかな質感を表現したアイテムを指します。

 ブランド側も、誤解を受けないような表記に気を配ってはいますが、そうは言っても「カシミヤ」と書かれているだけで「カシミヤがこんな安い値段で買えるの!?」と解釈してしまいやすいので気をつけたいところです。また、当然ですが、ほとんど化繊なので見た目はカシミヤ風でもカシミヤのような暖かさはあまり期待できないので、その点もご注意を。一方で、化繊は素材加工がしやすいので、商品によっては洗濯機可で洗える、毛玉ができにくいなど使いやすさとコスパはピカイチ! 雰囲気だけカシミヤっぽさ味わいたいならこちらを選ぶのも良さそうですね。



配信元: 女子SPA!

提供元

プロフィール画像

女子SPA!

女子SPA!は出版社・扶桑社が運営する30~40代女性向けのWebメディアです。恋愛、結婚、仕事、育児、さまざまな人間関係や価値観など…“リアルを生きる女性たち”に役立つ情報をお届けします。