
フリーランスのライターとして活躍している福岡在住の仁田茜(@nickey_FUK)さん。情報誌や企業会員誌などの記事制作をする傍ら、好きが高じてイラストや漫画も描いている。最近では、日常から「ひっと出た(はみ出した)」気になる出来事を漫画で紹介したブログ『ニッキーの「何かひっと出とるよ」』が女性を中心に共感を得て、注目を浴びている。今回は、そんな仁田さんに、漫画に描かれた実体験のエピソードなどについて話を伺った。
■「辛い、嫌だ」と声に出して、助けてくれる人を頼って!



本作「寿司屋のあの御方」は、多くの女性が思わず共感してしまう内容で、あの「あ!」という嫌な瞬間に心当たりのある人も多いだろう。失敗談としては描きづらい題材だが、出来事から時間が経っていたこともあり、制作にあたって恥ずかしさは特になかったという。作者の仁田茜さんは「困り果てていたとき、見知らぬ人の優しさに助けられた感動をどこかに残しておきたいと思ったことがきっかけです」と本作を描いた理由を教えてくれた。
生理について、仁田さんは「本当に人それぞれですよね」と前置きし、「生理痛が重くて休みたいと言う人に『生理くらいで大げさな』と否定的に反応する方は、性別問わずにいると思います。『生理が重い人もいるんだな、大変なんだな』と多くの人に知ってもらえたらうれしい」と話す。
自身が悩んだ「過多月経」についても、子宮全摘が決まるまでの経緯を漫画でわかりやすく描いている。仁田さんは「子宮全摘手術の体験談を誰にでも読める形でまとめておこうと思い描き始めました」と明かす。また、友人知人から「参考までに教えてほしい」と相談を受けたことも、制作の後押しになったそう。
「過多月経」に悩む人へ向けて、仁田さんは「『生理がちょっと重いくらいで落ち込む自分は弱い』なんて絶対思わないでほしい。『辛い、嫌だ』と声に出して、助けてくれる人を頼っていい」と訴える。また、「世の中がもっと、人と比べて我慢しなくていい、『辛い!』と言いやすい、お互い助け合える雰囲気になってほしい」と思いを語ってくれた。
今後は「取材・体験した内容をコミックエッセイにする仕事をやってみたい」と意欲を見せており、これからの作品にも期待が高まる。
取材協力:仁田茜(@nickey_FUK)
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