医師の「休みましょう」でようやく止まれた
帰省から戻ったあと、急に無気力になって起き上がれなくなりましたが、「このままでは危険だ」と感じ、なんとか循環器科、耳鼻科、心療内科を受診。それぞれ不整脈やストレスといった診断が下されました。
心療内科で「疲労で体が悲鳴をあげています」と言われてもなお仕事に行こうとする私に、医師が「休みましょう」と強く言ったことで、私のフル回転はようやく止まりました。
その後、しっかりと休養をとり、各専門医の指示に従って治療をおこなったことで、回復していきました。
娘が生まれた瞬間から、子どもたち2人を守ろうと必死だった私。頭痛やめまいで休む同僚を尻目に「私は平気」と、体のサインを無視し続けていましたが、それがどれだけ危険なことか、身をもって痛感しました。
夫に家事・育児全般を託す日々が2〜3カ月続き、感謝しつつも、夫の大雑把なやり方を見て「これくらい適当でも子どもはたくましく育つんだ」と、手の抜き方も学びました。母親が休んだって悪くない、無理せず生きようと決意した出来事でした。
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育休復帰後の慌ただしい日々のなかでは、自分の不調を後回しにしがちですが、体は正直です。耳の違和感や動悸・息切れ、無気力感などは、過度なストレスによって自律神経が乱れた際に出現しやすい重要なサインです。これらを「まだ大丈夫」と放置し続けると、心身のバランスが完全に崩れ、回復に多くの時間を要することもあります。
お母さんが健康でいることは、育児を続けるうえで何よりの基盤です。不調を感じたら「休むことも大切な育児」と捉え、早めに専門医を受診し、周囲にSOSを出す勇気をもってくださいね。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:富伊凛/30代女性・主婦。2016年、2020年生まれの兄妹の母。仕事と育児の両立に苦戦し、離職を決意。都会暮らしに疲れ果て、地方移住をもくろむ。趣味はベランダ園芸。嫌いなものは、花につく悪い虫と、雨の日の電動チャリ走行。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年11月)
※AI生成画像を使用しています
監修者:助産師 関根直子筑波大学卒業後、助産師・看護師・保健師免許取得。総合病院、不妊専門病院にて妊娠〜分娩、産後、新生児看護まで産婦人科領域に広く携わる。チャイルドボディセラピスト(ベビーマッサージ)資格あり。現在は産科医院、母子専門訪問看護ステーションにて、入院中だけでなく産後ケアや育児支援に従事。ベビーカレンダーでは、妊娠中や子育て期に寄り添い、分かりやすくためになる記事作りを心がけている。自身も姉妹の母として子育てに奮闘中。

