悩むみのりに、夫の恭平は「彼女にとって君は暇つぶしのキープだ」と断言する。自分の優しさが、単に「断らない都合の良さ」として利用されていたことに気づいたみのりは、ついに彼女からの連絡をスルーし始める。
私はただの暇潰し相手
家に来られないことがわかってからの「また今後~」から、再び沈黙が続きました。 私は数日間、これまでの彼女とのやり取りを何度も読み返してしまいました。
「私、厳しすぎる?子どもがいるんだし、お互い様って思うべきなのかな」
夕食後、片付けをしながら恭平にこぼすと、彼は珍しく真剣な表情で私を見ました。
「それは違うよ。『お互い様』っていうのは、双方が相手を思いやって初めて成立する言葉でしょ。れいこさんはみのりの気持ちを考えて、そういう態度をとっていると思う?」
「……わからない」
「相手にとって、みのりはキープみたいなもんなんじゃないの?他に優先順位が高いものができたり、面倒くさくなったりしたら、適当にドタキャンすればいいし、みのりは怒らないと思ってるんだよ」
この関係を続けることに疑問が浮かぶ
恭平の言葉は、私の心の奥底に隠していた痛い部分を正確に突いてきました。
「距離を置いていいんじゃない? 友達って、義務で続けるもんじゃないだろ」
確かに、その通りでした。 彼女との約束の前日は、いつも「明日は大丈夫かな」「ちゃんと来てくれるかな」と不安になり、ドタキャンされてがっかりしてばかり。そんな関係はおかしい。
そんな折、再び彼女からLINEが届きました。
「久しぶり~!今度こそみのりの家に行きたいよ😊旦那さん在宅勤務じゃない日もあるでしょ?笑」
「笑」という文字が、私の神経を逆なでしました。私の状況を勝手に決めつけ、自分の要望だけを押し通そうとする図々しさ。

