「隠れ脳梗塞発症のリスクを上げやすい食べ物」はご存知ですか?医師が徹底解説!

「隠れ脳梗塞発症のリスクを上げやすい食べ物」はご存知ですか?医師が徹底解説!

「隠れ脳梗塞の予防と食事」についてよくある質問

ここまで隠れ脳梗塞の予防と食事などを紹介しました。ここでは「隠れ脳梗塞の予防と食事」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします

隠れ脳梗塞の予防に効果的なフルーツについて教えてください。

村上 友太(むらかみ ゆうた)医師

隠れ脳梗塞の予防には、抗酸化作用を持つフルーツの摂取が効果的だと考えられています。特にブルーベリーやストロベリーなどのベリー類は、ポリフェノールの一種であるアントシアニンや、強力な抗酸化作用を持つビタミンCを豊富に含んでいます。これらの成分が血管の酸化を防ぎ、動脈硬化の予防に役立つとされています。ブルーベリーに含まれるアントシアニンは、脳の神経細胞を保護し、記憶力や認知機能の向上にも役立つ可能性が示唆されています。
しかし、科学的な知見は常に進化しており、特定の研究では異なる結果が報告されることもあります。例えば、日本人男性を対象とした研究では、フラボノイドが豊富な果物の摂取と脳卒中発症との間に直接的な関連は見られないという報告も存在します。
このことから、特定の栄養素だけに注目するのではなく、さまざまな種類の果物を適量でバランス良く摂取することが大切です。果物はカリウムも豊富で、余分なナトリウムを排出し血圧を下げる働きがあるため、健康維持に役立ちます。ただし、果物には糖分も多く含まれているため、糖尿病の方や血糖値が高めの方は摂りすぎに注意が必要です。

編集部まとめ

隠れ脳梗塞は、 脳ドックなどを受けた際に偶発的に発見される軽度の脳梗塞のことで、通常私たちが自覚しないうちに進行している病態です。隠れ脳梗塞がある場合には、脳と全身の血管からの「静かなる警告」と捉えて生活習慣全体を見直すことが重要です。
隠れ脳梗塞の予防は、特定の食べ物や生活習慣だけに頼るものではなく、複数の側面からアプローチすることが重要です。食事では、減塩を徹底し、良質な脂質やタンパク質を摂取するとともに、野菜や海藻類を豊富に取り入れることが良いでしょう。生活習慣では、水分補給、禁煙、節酒、適度な運動を組み合わせる多角的なアプローチが有効です。
健康診断だけでは見つけにくい「隠れ高血圧」や「隠れ肥満」といったリスクにも目を向け、家庭での血圧測定や体重管理を習慣化することも発症予防に繋がります。
今日から無理のない範囲で生活習慣を見直すことで、将来の健康を守る第一歩を踏み出しましょう。

配信元: Medical DOC

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