ゆうこさんとソウタさん夫妻に第一子・ゆいなちゃんが誕生。初孫に喜ぶ母親はソウタさんとともに出産に立ち会い、「最初は夫と赤ちゃんと3人で」というゆうこさんの希望を無視して写真に入り込もうとし、看護師に止められると、不機嫌になってしまいます。ここから母親への不信感が募り始めて……。
入院中は赤ちゃんの退院着を独断で贈り、退院当日も「産んでくれてありがとう」と言い放った母親。暴走は加速していき、ついにはゆうこさんの許可なくファーストシューズを履かせて、周囲を呆れさせます。
妹・愛子さんの制止も母親の耳には届かず、ゆうこさんが涙ながらに里帰りを断ろうと訴えると、まるで被害者のような態度で母親は謝罪。最終的には、予定通り里帰り生活を送りましたが、ある日昼寝から目覚めたゆうこさんはゆいなちゃんの髪型が変わっていることに気づき、疑念を抱くものの、母親に「気のせいよ」と誤魔化されます。
また、お宮参りでは、義父母の前で不機嫌になったり、突然泣き出したりと情緒が不安定な母親に苛立ってしまいました。
そして里帰りも終えたある日、荷物を取りに母親不在の実家へ帰ると、奇妙な写真立てを見つけたのです。
裏返しで飾ってある写真立てを元に戻そうとすると、なんと飾ってあるのは明らかに本物の髪の毛。そこには、「ゆいな」と書かれていたのでした。
母親への疑念が確信に変わるとき












母親が隠れて娘のファーストカットをしていたと確信し、衝撃を受けるゆうこさん。
以前、ゆいなちゃんの髪型に違和感を覚えた際、母親に誤魔化されたことを思い出します。
それらがすべて母親の意図的な行動だったと気がつき、「許せない」と強い怒りが込み上げてくるのでした。
身内の行動はなかなか指摘しにくいものですが、出産時からほんのひと月ちょっとの間にあった「初めて」にこだわる実母の常識から外れた言動の数々を思えば、なかなか本音を言えないゆうこさんでも、堪忍袋の緒が切れてしまって当然です。
実母などの家族だからこそ、「これくらいなら許されるだろう」「わかってくれるはず」と踏み込みすぎてしまうことがあります。特に育児の場面では起こりやすく、ママが不安やストレスを感じてしまうこともあるでしょう。今回のように、娘にとっての「初めての瞬間」を母親が先に奪ってしまったとなれば、なおさら受け止めきれない気持ちが生まれても無理はありません。
これ以上ストレスを抱え込まないためにも、無理に関係を保とうとせず、距離をとる・関係を見直すという思い切った決断が必要な場合もあります。ママ自身の心を守ることは、ひいては子どもを守ることにもつながるのかもしれませんね。
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