「毎日入っているお風呂で…」夫がデリヘル嬢と行った“家族への裏切り”に妻が絶句|デリヘルを自宅に呼ぶ夫#3

「毎日入っているお風呂で…」夫がデリヘル嬢と行った“家族への裏切り”に妻が絶句|デリヘルを自宅に呼ぶ夫#3

思い出の詰まったマイホームで、正行はデリヘル嬢とお風呂まで入っていたことが発覚します。受け止められない事実の数々に、佳奈子の心は限界を感じ…。

デリヘル嬢と自宅の風呂で…

風呂

正行の号泣する姿を前に、私は怒る気力さえもうしなってしまった…。あまりにも取り乱している彼を前に、逆に「大丈夫だよ」となぐさめてしまっている自分がいた。

「もういいから、落ち着いて…」

「佳奈子、ごめん…本当にごめん…」

彼は何度も何度もあやまり続けた。その姿は痛々しかったが、どうしても拭いきれない違和感が私の中に残っていた。それは、お風呂場にあった長い髪の毛だった…。私はショートヘアだから、私のものではない。まさか…。

「ねぇ、一つだけ聞かせて。お風呂にも…一緒に入ったの?」

私の問いに、正行は顔を真っ青にしてうつむいた。答えは、沈黙が物語っていた。

「信じられない…」

私は思わず声に出した。毎日、マオと一緒に入っているお風呂だ。マオの遊び道具が浮かんでいるかもしれない、あの浴槽で…。

(どうして、そんなことができるのだろう)

正行の行動は、私の理解をはるかに超えていた。

娘と自宅を飛び出したけど

ぼんやり

「どういう神経してるの…?私とマオが、毎日入ってるお風呂だよ?」

ようやくしぼり出した私の言葉に、正行はただただ泣くばかりで、何も答えることができなかった。

その日、私はマオを連れて実家に帰ることにした。この家にはいられない。このままこの家にいたら、私自身が壊れてしまう。

「ごめん、正行。少し、一人になりたい…」

「佳奈子…!」

すがりつく正行を振り切って、私は家を飛び出した。

実家に帰っても、何も手につかない。母は心配してくれたが、私は何も話すことができなかった。ただただ、マオを抱きしめ、この先のことを考えていた。

「離婚」

その二文字が、何度も何度も頭をよぎった。でも、実際に正行と離れることを想像すると、胸がしめつけられた。

「今、何してるかな…。ご飯、ちゃんと食べてるかな…」

泣きじゃくり、私にすがりつく正行の顔が頭をよぎる…。そんな自分がいて、正直、おどろいた。あんなことをされたのに、正行のことを心配している。

優しかった正行を、きらいになれない…。それに、マオを抱えてシングルになることもこわかった。

配信元: ママリ

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