音楽療法を試してみた結果
早速ある日の夕方、不安そうに同じことを言い始めたので、YouTubeで童謡を探して流してみました。最初は何だろうという顔をしていましたが、テンポの良い音楽が流れてきて、聞き覚えのある歌になったところで表情が一変し、明るい笑顔でその歌を一緒に歌い始めたのです。それがきっかけとなり、その後は不安な表情も消えて同じことを言わなくなりました。
その後夕飯を食べておなかもいっぱいになると、すっかり落ち着いたいつもの義母に戻っていました。
まとめ
年々義母の認知症の症状がひどくなってきて困っていましたが、ケアマネジャーさんに相談したところ音楽療法をすすめられました。早速試してみると、不安そうな表情が一変して明るくなり、義母の気分が落ち着きました。
これからも、症状がひどくなったときは声を荒げるのではなく、話を聞いてあげたり、音楽で気分転換を図ったりして、明るい自宅介護生活をしていきたいと思います。
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※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/菊池大和先生(医療法人ONE きくち総合診療クリニック 理事長・院長)
地域密着の総合診療かかりつけ医として、内科から整形外科、アレルギー科や心療内科など、ほぼすべての診療科目を扱っている。日本の医療体制や課題についての書籍出版もしており、地上波メディアにも出演中。
著者:式部美奈子/40代女性・主婦
イラスト/sawawa
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
著者/シニアカレンダー編集部
「人生100年時代」を、自分らしく元気に過ごしたいと願うシニア世代に有益な情報を提供していきます!

