表札が「ない家」や「あっても読めない家」が増化
かつて日本の戸建て住宅といえば、玄関に「〇〇(苗字)」と書かれた立派な表札があり、場合によっては家族全員のフルネームが彫られているのが当たり前でした。
しかし今、新興住宅地などを歩くと「表札がない家」や「あっても読めない家」が増えていることに気づきます。マンションだけでなく、戸建てでも広がる「あえて名前を出さない」という選択。その背景には、現代ならではの切実な事情がありました。
「フルネームは論外」個人情報ダダ漏れへの恐怖
表札を出さない最大の理由は、やはり「防犯面」です。
ネット上では、「このご時世にフルネームを晒すなんて怖くてできない」「Googleストリートビューで表札まで見えてしまう時代だから」といった声が多く上がっています。
特に警戒されているのが、家族構成が推測されること。
「『〇〇(夫の名前)・〇〇(妻)・〇〇(娘)』なんて家族全員の名前を出している家を見ると、他人事ながら心配になる」「娘がいることを不審者に知られたくない」など、空き巣やストーカー被害、セールス勧誘のターゲットになるリスクを避けるため、表札の撤去や「掲示なし」を選ぶ人が増えています。

