飾ったままではダメ! 切らずに開いて運を授かる──鏡開きとは?

飾ったままではダメ! 切らずに開いて運を授かる──鏡開きとは?

今日は「鏡開き」の日。新年が明けて、早10日が過ぎ、「七草がゆ」も食べ、仕事や学校もはじまり、お正月気分はもうさよなら、と思っているころですよね? ところが、お正月を締めくくるにはもう1つ大事な仕事があります。それが「鏡開き」です。お正月に飾った鏡餅を、なんとなくそのままにしてはいませんか?

鏡餅は、お正月の間、年神様が宿る場所。松の内が過ぎたら「鏡開き」をして年神様をお送りすることで、はじめてお正月はひと区切り。「鏡開き」には「仕事始め」のための区切りという、大事な意味が込められているのです。

「切る」ではなく「開いて」食べよう!

では、鏡餅を下げて食べることをどうして「鏡開き」というのでしょう?

農林水産省によると、鏡もちをお供えする風習は、室町時代から始まったと言われています。2段の丸もちは太陽と月を表し、「福が重なる」「円満に年を重ねる」という意味があり、もちの上にのせる橙は家が代々栄えるようにという意味が込められているそうです。

お供え物に刃物を向けるのは縁起が悪いとして、包丁は使わず、「割る」という言葉も縁起が悪いので「開く」という言葉が使われているといいます。食べ方は手や木づちで餅を割るのがよいそうですよ。

現代では、真空パックだったり、プラスチック容器に小さい丸餅が入っているなど、割る必要がないものが増えてきました。でも、鏡餅を「開く」と表現する意味を、きちんと子どもたちにも伝えていきたいものですね。

さて、開いたお餅をどのようにおいしくいただくか。クックパッドにも「鏡開き」のレシピがたくさん投稿されていましたよ。クックパッドの食の検索データサービス「たべみる」では、「鏡開き」と一緒に検索されていたのは「あずき」「こしあん」「チーズ」「きなこ」などでした。

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ちなみに、「鏡開き」は、多くの地域で11日に行われますが、関西では異なるなど地域差があるようです。パワーチャージをしたら、いよいよ本格的な1年のはじまり!家族みんなで「鏡開き」をし、おいしく食べて、元気にスタートしてください。

参考資料:農林水産省「鏡もちの由来と美味しく食べるコツ」、北陸農政局「『鏡開き』をしてみよう」

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