急性骨髄性白血病と慢性骨髄性白血病の違いについてよくある質問
ここまで急性骨髄性白血病と慢性骨髄性白血病の違いや治療方法などを紹介しました。ここでは「急性骨髄性白血病と慢性骨髄性白血病の違い」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
急性骨髄性白血病と慢性骨髄性白血病ではどちらが罹患率が高いですか?
急性骨髄性白血病の罹患率はおよそ10万人に2〜3人で、年齢が高くなるほど増える傾向があります。一方、慢性骨髄性白血病(CML)の罹患率はおよそ10万人に1〜2人で、やや男性の方が多い傾向があります。10万人中の人数を比較すると、急性骨髄性白血病の方が罹患率は高いといえるでしょう。
急性骨髄性白血病と慢性骨髄性白血病では生存率に違いがありますか?
急性骨髄性白血病の長期生存率は年齢によって異なりますが、およそ60〜70%です。一方、慢性骨髄性白血病(CML)の8年生存率はおよそ70〜90%と報告されています。特に、慢性骨髄性白血病(CML)は慢性期に治療を始めることで高い生存率が期待できるようになりました。
編集部まとめ
急性骨髄性白血病と慢性骨髄性白血病(CML)の違いについて解説してきました。
急性骨髄性白血病では、患者さんの80%が完全寛解することが期待できる点が特徴です。
また、慢性骨髄性白血病(CML)に関しては、近年効果の高い薬が開発され、治癒の期待が高まっています。
薬や医療の進歩により、白血病はもはや不治の病ではなくなりつつあります。
急性骨髄性白血病、慢性骨髄性白血病(CML)のいずれの場合も、診断を受けたら早めに治療を開始することが重要です。

