楽しいショッピングセンター
ある土曜日、私は家族4人で、あのショッピングセンターへ向かいました。
「ママ、今日はアイス食べてからおもちゃ見るんだよね!」
誠がうれしそうに私の手を引きます。
「そうだよ。ゆっくりみんなの好きなことしようね」
あの日、4時間も待ちぼうけを食らった場所。 今は、夫と子どもたちの笑い声であふれています。 誰かに振り回されることなく、自分の足で立ち、大切な人たちのために時間を使う。当たり前のことが、こんなに清々しいなんて。
ふと、考えました。彼女もいつか、気づく日が来るのでしょうか。
「子どもがいるから」「忙しいから」と自分を正当化し、周囲の誠意を削り取っていった結果、周りに誰もいなくなっている自分に。こうやって、人は信用を失い、孤立していく―――。それは他人が下す罰ではなく、自分自身の行動が招く必然の結果なのです。
気持ちの上でしっかりと彼女との間に線引きができた今、私の心が「ドタキャン」に怯えることはありません。
あとがき:ショッピングセンターで感じた本当の幸せ
執着を手放した後の、ショッピングセンターでの晴れやかな光景が印象的です。不誠実な友人に使っていたエネルギーを、愛する家族や自分のために使う。それだけで、世界はこんなにも優しく見えるのですね。孤独になるのが怖くて我慢していた過去の自分に、今の彼女なら「大丈夫だよ」と言ってあげられるはず。清々しい再出発に、心が洗われる結末でした。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: ゆずプー
(配信元: ママリ)

