「脳出血で突然死」する前兆症状はご存知ですか?突然死する原因も医師が解説!

「脳出血で突然死」する前兆症状はご存知ですか?突然死する原因も医師が解説!

脳出血で突然死する原因

脳出血による突然死は、主にその原因、出血量、そして出血部位によって決まります。これらの要素が組み合わさることで、生命を維持するのに欠かせない脳の機能を破壊し、命にかかわる状態に至ります。

高血圧

高血圧が続くと、脳の内部にある穿通枝動脈(せんつうしどうみゃく)という非常に細い血管の壁が少しずつ傷つき、もろくなります。血管が弱くなった状態で血圧が急激に上がると、その部分が破裂して出血を引き起こします。

血液疾患

重い貧血や、白血病、血小板減少症など、血液が固まる機能に異常がある場合に血が止まりにくい状態になるため、脳出血のリスクが高まります。

脳血管異常

高血圧以外の原因には、脳出血を起こす可能性のある脳血管の異常が見つかる場合があります。脳動脈瘤(脳の血管にできたこぶ)や、脳動静脈奇形(脳の血管が異常に絡み合っている状態)といった血管が破裂することによって出血が起こることがあります。これらの異常が見つかった場合には、再発予防を目的として手術による治療が検討されます。また、脳ドックなどで見つかった場合には、脳出血を発症しそうな状態と判断されれば、予防的に手術による治療を行うこともあります。

「脳出血で突然死」についてよくある質問

ここまで脳出血での突然死などを紹介しました。ここでは「脳出血で突然死」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。

脳出血で突然死するまでの時間について教えてください。

村上 友太(むらかみ ゆうた)医師

脳出血による突然死までの時間は、出血量と出血部位によって大きく異なります。最も重要なことは、出血自体は発症後1時間から6時間以内に止まることが多いということです。しかし、この間に流れ出た血液が脳の中に血腫として塊を作り、その塊が膨らむことで、周囲の脳の組織を圧迫します。この圧迫による脳の腫れ(脳浮腫)が、時間とともに神経の働きを徐々に、あるいは急速に悪化させるのです。
特に、呼吸や意識など生命維持を司る脳幹で出血が起こった場合、たとえ少量であっても命にかかわる可能性が高く、数分から数時間で意識がなくなったり、呼吸が止まったりすることがあります。

配信元: Medical DOC

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