治療中の注意点や治療期間も知りたい!
編集部
成長ホルモン治療はどんな仕組みですか?
川原先生
体内で分泌が足りない成長ホルモンを注射で補い、軟骨や骨の成長を促します。もともと人間の体内にあるホルモンなので自然な作用で、適切な時期におこなえば高い効果が期待できます。
編集部
治療を続けるうえで注意点はありますか?
川原先生
大きな副作用はほとんどありませんが、注射部位の赤みや腫れなどが一時的に出ることがあります。年に数回の血液検査や診察を受け、ホルモン値が安定しているかを確認することが大切です。
編集部
どのくらいの期間、治療を続けるのですか?
川原先生
骨端線が閉じるまでが目安です。レントゲンで大人の骨に近づいていると確認された時点で治療は終了します。骨端線が閉じると、どんなに成長ホルモンを補っても骨の伸びにはつながらないためです。
編集部
治療が終わった後のケアはありますか?
川原先生
治療後も、姿勢や運動、栄養の管理が重要です。骨や筋肉の発達をサポートする生活習慣を維持することで、最終身長を最大限に引き出せます。お子さん一人ひとりの状態に合わせ、最適な治療プランを提案します。
編集部
最後に、読者へのメッセージをお願いします。
川原先生
私自身も、そして私の両親も、幼少期に低身長で悩んだ経験があります。そのため、低身長のお子さんや保護者さまの不安や葛藤はよく理解しています。低身長であること自体が悪いわけではありませんが、身長を伸ばすことで、お子さんの将来の夢や進路の選択肢を広げる可能性があります。『成長が遅い気がする』『親の遺伝が心配』など、少しでも気になることがあれば、早めに専門の医療機関にご相談することをおすすめします。
編集部まとめ
低身長の背景には、体質だけでなくホルモンや環境、栄養など多くの要因が関わっており、医療機関に相談することで改善が期待できることも多いようです。初診から再診、治療までの流れを理解しておくことで、安心して検査・治療を受けられるでしょう。気になる人は、お近くの医療機関を受診してみてはいかがでしょうか。

