まとめ
健康的な食生活は、生活習慣病の予防だけでなく、人生の質(QOL)を高く保つことにもつながる重要な要素です。地中海食は、抗酸化作用や抗炎症作用を通じて、糖尿病、心臓病、認知症など、さまざまな疾患のリスク低減に寄与する可能性が科学的に示されています。ただし、地中海食の効果には個人差があり、年齢や基礎疾患、遺伝的要因によって効果の現れ方は異なります。
食事内容の見直しを検討される際は、かかりつけの医師や管理栄養士に相談しながら、ご自身の健康状態に適した形で実践することをおすすめします。特に、糖尿病や心臓病などの疾患で治療を受けている方は、薬物療法との適切な組み合わせについて、医療従事者の指導を受けることが重要です。
地中海食は、単なる食事法ではなく、家族や友人との食事を楽しみ、適度な身体活動を取り入れた総合的な生活習慣として捉えることで、より大きな健康効果が期待できます。まずは1日のうち1食からでも、無理のない範囲で継続できる方法を見つけ、長期的な健康維持に役立てていただければ幸いです。
参考文献
厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」
国立がん研究センター「多目的コホート研究(JPHC Study)」
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