
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、漫画『猫とお部屋』より4話を紹介する。作者のせきやよいさんが、12月1日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、多数の「いいね」が寄せられた。本記事では、せきやよいさんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
■仕事を終えた疲れた体に染み渡る癒し

仕事を終えた女性が疲れた体を伸ばすと、それを察知したのか甘えにやってきた犬や猫。癒されながらまったりしていると、携帯にある通知が表示される。
それを見て「リアタイ忘れてた!!」と慌てる女性。急いでご飯とお風呂を済ませると、準備を整えて携帯を嬉しそうに覗き込む。その画面には推しのライブ配信が映っており、仕事に疲れた体と心を癒しながら眠りにつくのだった…。
この推しに癒される漫画を読んだ人たちからは、多くのいいねやリポストなどの反響が寄せられている。
■「主人公のギャップを生み出すところは特に」作者・せきやよいさんに漫画創作へのこだわりをインタビュー

――本作のお話の発想の源はどこだったのでしょうか?
本作を制作するにあたっては、「お部屋」と「猫」というモチーフに加えて、“何かに夢中になっている人”を描きたいと考えていました。推し活は若い世代のもの、という先入観を持っていたのですが、偶然観たYouTubeで取り上げられている様子を見て、その印象が大きく変わりました。年代を問わず、誰かや何かを大切に想い、夢中になっている人たちの姿がとてもキラキラと、生き生きして見えたんです。その姿に強く心を動かされ、本作では「好きなものがある日常」を軸に、物語を膨らませていきました。
――本作では、日々の疲れを推しで癒す姿が非常に印象的でした。本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。
主人公のギャップを生み出すところは特にこだわりました。キャリアを積んで、年齢も重ねて責任のあるお仕事をしている、いわゆるキャリアウーマンなのですが、一緒に住んでいる太郎(犬)と、きなこ(猫)を溺愛していて、2匹の前では気の抜けた顔になります。推し活のグッズをお部屋に飾っているところもさりげない注目ポイントです。
――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
最後のシーンは特に気に入っています。同じ空間にみんなでいながらも、各々の時間を過ごしている。ゆるくて自然体な雰囲気は描いていながら自分も見ていて癒されます。
――ストーリーやキャラクターデザインなどを考えるうえで気をつけていることや意識していることなどについてお教えください。
ストーリーの中に癒しポイントを必ずどこかに入れることは意識しています。猫が大好きなので個人的には猫が出てくれば、もう癒しポイントなのですが、、、。その中でもポーズや表情でどう魅力的に見せるかは考えながら描いています。過去に撮った猫の写真や、写真集を見ながら癒しを届けられるようなかわいい仕草を探求してます。
――今後の展望や目標をお教えください。
現在は人物をメインとして描いていますが、猫がメインの漫画も描いてみたいです。普段は1枚絵のイラストを描くことが多いので、漫画で表現する技術などをさらに身につけて、読む人が癒される、楽しんでいただける作品を届けられるよう精進してまいります!
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
お部屋と猫のシリーズ漫画を読んでくださり、ありがとうございます!コメントをいただくたびに励まされています。これからも、作品を通して、ほっとできる時間や癒しをお届けできたら嬉しいです。

