ダイエット中も「ブドウ糖」は必要?リバウンドを防ぎ脂肪を溜めない賢い食べ方

ダイエット中も「ブドウ糖」は必要?リバウンドを防ぎ脂肪を溜めない賢い食べ方

アルコールを摂取すると肝臓での糖新生が抑制され、低血糖を招く可能性があります。二日酔い時には適切なブドウ糖補給が症状の改善に役立つ場合があります。一方、過剰な摂取はエネルギーバランスを崩し、体重増加につながることもあるため注意が必要です。本記事では、飲酒前後の食事のタイミングや、健康的な体重管理を目指すための炭水化物摂取量の考え方、糖尿病の方における血糖管理の重要性について解説します。バランスの取れた摂取を心がけましょう。

中西 真悠

監修管理栄養士:
中西 真悠(管理栄養士)

■経歴
2020年3月女子栄養大学栄養学部実践栄養学科卒業
2020年4月株式会社野口医学研究所入社
同年よりフリーの管理栄養士として活動開始、現在に至る

・法人向け健康経営支援サービスの立ち上げと推進(新規および既存顧客への営業活動を主導)
・食と健康に関する指導プログラムの実施(延べ2000人以上を対象にセミナーや測定会を通じて個別指導を実施)
・SNSでの情報発信によるブランディング
∟ Instagramにて食と健康に関する情報を発信し、フォロワー5万人超を達成
∟ 企業のSNS商品撮影代行やレシピ開発を400件以上実施
・サプリメントや雑貨のお客様相談室にてコールセンター業務を担当
・保険調査業務の実務を担当

二日酔いとブドウ糖の関係性

飲酒後の不快な症状である二日酔いとブドウ糖には、密接な関係があることが知られています。アルコール代謝のメカニズムを理解することで、その関連性が明らかになります。

アルコール代謝と血糖値の変動

アルコールを摂取すると、肝臓でアセトアルデヒドという物質に分解され、さらに酢酸へと代謝されます。この代謝過程では、肝臓の機能が優先的に使用されるため、ほかの代謝活動に影響が及びます。

特に影響を受けやすいのが、「糖新生(とうしんせい)」という肝臓の重要な機能です。糖新生とは、アミノ酸や乳酸などからブドウ糖を作り出す過程であり、空腹時や睡眠中の血糖値維持に不可欠です。アルコール代謝が優先されると、この糖新生が抑制され、飲酒後の朝に低血糖になりやすくなります。

その結果、頭痛や倦怠感、集中力の低下といった二日酔いの症状が現れることがあります。ただし、二日酔いの原因は脱水やアセトアルデヒドの影響など複合的であり、血糖低下だけが原因ではありません。

二日酔い時のブドウ糖補給の意義

二日酔いの状態では、必ずしも全員に当てはまるわけではありませんが、血糖値が低下している可能性があるため、適切なブドウ糖の補給が症状の改善に役立つ場合があります。消化の良い炭水化物を含む食事を摂ることで、エネルギーが供給され、身体の回復が促進されると考えられています。

果物や果汁、スポーツドリンクなどは、ブドウ糖を含みながら水分補給も同時に行えるため、二日酔い時の栄養摂取として推奨されることがあります。アルコールには利尿作用があり、脱水状態になりやすいため、水分とエネルギーの両方を補うことが重要です。

ただし、ブドウ糖の補給だけで二日酔いのすべての症状が改善されるわけではありません。アセトアルデヒドの蓄積や脱水、電解質バランスの乱れなど、複数の要因が関与しているため、総合的な対処が必要です。症状が重い場合や長引く場合は、医療機関への相談を検討しましょう。

二日酔い予防と飲酒時の注意点

二日酔いを防ぐためには、飲酒前や飲酒中の対策も重要です。ブドウ糖を含む食事のタイミングや、飲酒時の心がけについて理解しておくことが望ましいでしょう。

飲酒前の食事とエネルギー貯蔵

空腹の状態でアルコールを摂取すると、吸収が早まり、血中アルコール濃度が急上昇します。これは肝臓への負担を増大させるとともに、酔いが早く回る原因にもなります。飲酒前に適度な食事を摂ることが推奨されています。

炭水化物を含む食事を事前に摂取することで、肝臓にグリコーゲンとしてエネルギーが蓄えられます。これにより、飲酒後もある程度の血糖値が維持されやすくなり、低血糖のリスクが軽減される可能性があります。

タンパク質や脂質を含むバランスの取れた食事は、胃の内容物を保持し、アルコールの吸収を緩やかにする効果も期待できます。これは急激な血中アルコール濃度の上昇を防ぐことにつながります。ただし、効果には個人差があることを理解しておきましょう。

飲酒中と飲酒後のケア

飲酒中はこまめに水分を補給することが重要です。アルコールと同量程度の水を飲むことで、脱水を防ぎ、アルコール濃度の急激な上昇も抑えられます。また、おつまみとして炭水化物を含むものを適度に摂ることも推奨されます。

飲酒後、就寝前にも軽い炭水化物を摂取することで、夜間の低血糖を予防できる可能性があります。バナナやおにぎりなど、消化の良いものが適しているでしょう。ただし、過度な摂取は消化器への負担となるため、適量を心がけることが大切です。

翌朝は、果物やヨーグルト、スープなど、消化の良い食事から始めることが推奨されます。無理に重い食事を摂ろうとせず、胃腸の状態に合わせて徐々に通常の食事に戻していくことが望ましいでしょう。

配信元: Medical DOC

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