猫が初対面の人に取りがちな行動
1.遠くからじっと見つめてくる
部屋に入って初対面の猫と目が合うことがあります。これは猫なりの防衛本能です。猫にとって、知らない人は「敵か味方か」を判断しなければならない相手です。野生の世界では、知らない相手は敵かもしれないため、まずは安全な距離を保って、あなたがどんな人なのかを観察しています。
2.柱や家具の陰からこっそりのぞく
堂々と見つめるのではなく、物陰からチラチラと見てくることもあります。これは「気になるけれど、まだ近づくのは怖い」という、好奇心と警戒心が混ざった状態です。少しでも急な動きをすると、すぐに逃げ出せるように準備をしています。
3.においを嗅ぎに来る
猫が近づいてきて、足元やカバンのにおいを嗅ぎ始めることがあります。猫にとってにおいは、相手の情報を知る重要なものです。あなたがどこから来たのか、他に動物を飼っているのかなど、においを通じて一生懸命に情報を集めています。
4.隠れたまま出てこない
特に人見知りの激しい猫や、慎重な性格の猫にとっては、知らない人が家など自分のテリトリーに入ってくること自体が、大事件なのです。「今は心の準備ができていないから、放っておいて」という強い意思表示をしています。
猫と仲良くなるための応え方
ゆっくりまばたきをする
猫の世界では、視線を合わせ続けるのは攻撃的な合図になります。もし猫と目が合ったら、2秒から3秒かけてゆっくりと目を閉じ、ゆっくり開けてから別の方向に視線をそらしましょう。これは猫の言葉で「敵ではないよ」と伝えるあいさつになります。これだけで、猫に安心感を与えられます。
動かず「においチェック」される
猫がにおいを嗅ぎに来てくれたときは、構いたくなってしまいますが、急に触ろうとしてはいけません。猫が納得いくまでにおいを嗅げるように、置物になったつもりでじっとしていてあげましょう。猫が満足して、自分から頭をこすりつけたり、その場に座ったりしたら「この人は安全だ」という審査に合格した証拠です。
「人差し指」をそっと差し出す
猫が近くに来たら、鼻の高さに人差し指をそっと出してみましょう。猫が自分から鼻を近づけて確認してくれたら、猫同士のあいさつが成功した証拠です。「とりあえずの第一関門クリア」と認めてくれた合図になります。
猫が自分から来るまで待ってあげる
猫と仲良くなるための一番の近道は「自分から何もしないこと」です。猫が逃げても追いかけず、猫から近寄るのを待ちましょう。猫がスリスリと甘えてくるまで触るのを我慢するのが、信頼されるコツです。甘えてきてくれたら、まずは見えやすい「おでこ」から優しく触れてみましょう。

