ユーイング肉腫の余命・生存率
ユーイング肉腫の「余命」や「生存率」は、病気が発見された時の進行度合い(がんの大きさ、リンパ節転移の有無、遠隔転移の有無など)によって大きく異なります。ユーイング肉腫は進行が早く、再発や転移を起こしやすいがんですが、医学の進歩により、治療成績は年々向上しています。
一般的に、腫瘍が局所にとどまっており、遠隔転移がない場合の5年生存率は、70%前後と報告されています。一方、診断時に既に遠隔転移がある場合は、5年生存率は20~30%程度に低下すると言われています。そのため、転移がない早期の段階で発見されることが重要です。
しかし、治療が成功しても再発する可能性はゼロではありません。そのため、治療後も定期的な経過観察が必要になります。
ユーイング肉腫を発症する主な原因
ユーイング肉腫のはっきりした原因はまだわかっていませんが、ユーイング肉腫に認められる遺伝子異常の研究は進んできています。特に、EWSR1遺伝子と他の遺伝子との間で起こる融合遺伝子が明らかになってきており、これを調べることでより診断の精度が向上します。
ただし、この遺伝子異常がなぜ起こるのか、具体的なメカニズムはまだ分かっていません。

