私が頑張っても親友との距離は縮まらない
私は意を決して静江に電話をかけて「一度ちゃんと話したい」と伝えました。 しかし、呼び出し音の後に返ってきたのは、冷淡なメッセージでした。
「ごめん、今忙しいんだ。また今度にして」
「また今度」という言葉が、永遠に来ないことを私は悟り始めていました。
彼女との距離は、もう私の努力で埋められるものではなくなっていました。理不尽な状況に、私はただ立ち尽くすしかありませんでした。
あとがき:SNSという鏡に映る暗部
直接言えない不満をSNSに吐き出す行為は、現代の友情トラブルを象徴しています。思い出の写真を消去する行為は、静江にとっての「心の防衛本能」だったのかもしれません。見たくない幸せを遮断し、自分を悲劇のヒロインに仕立てることでしか、彼女は自分を保てなかったのでしょう。文字として可視化された「棘」は、どんな言葉よりも深く奈津子の心を切り刻み、修復の道を閉ざしてしまいました。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: ゆずプー
(配信元: ママリ)

