犬が自信を失くしているときに見せるサイン3選

犬が自信を失くしているとき、その心の内はさまざまな仕草や行動に表れます。愛犬に対して「最近元気がない」「性格が変わった?」と感じるとき、それは自信の喪失からくる行動の変化かもしれません。ここでは、犬が自信を失くしているときに見せるサインを3つご紹介します。
1.不安そうな仕草や行動を見せる
自信を失った犬は不安を抱きやすくなるため、日常生活の中で以下のような仕草や行動が増えることがあります。
耳を後ろに倒す 姿勢を低くする 尻尾を下げたり、後ろ足の間に巻き込んだりする 震える 人の顔色をうかがうように上目遣いをする 目を合わせようとしないトラウマになるような怖い出来事があったわけでもないのに、愛犬がこうした仕草や行動を頻繁に見せる場合は、自信を失くしているサインかもしれません。
2.消極的になる
自信を失くした犬は、自分から行動を起こす意欲が低下し、消極的になってしまうことがあります。具体的には、以前は喜んでいた遊びに興味を示さなくなったり、呼んでもなかなか来なくなったり、指示に従わなくなったりします。
これは、自信を失ったことで「また怒られるかも」「きっと失敗する」という不安や諦めに支配され、積極的に行動できなくなっている状態です。
もし、愛犬のじっとしている時間が増えたと感じたら、体調不良だけでなく自信をなくす可能性も視野に入れて、様子を慎重に観察しましょう。
3.攻撃的になる
意外かもしれませんが、唸ったり噛みつこうとしたりする攻撃的な行動も、実は自信を失っていることが原因であることがあります。自信を失うと不安になりやすくなるため、自分を守ろうとして攻撃的になることがあるのです。
急に愛犬が飼い主さんに対して攻撃的な態度を見せるようになった場合、力で抑え込んだり厳しく叱ったりするのは逆効果です。まずは攻撃的になった原因を探り、愛犬の心に寄り添った適切な対処をしましょう。
愛犬のプライドを傷つける飼い主のNG行為に要注意!

自信とプライドには深い関わりがあり、自信を失ってプライドが傷つくこともあれば、プライドが傷ついて自信を失うこともあります。犬の場合、飼い主さんの不適切な接し方によってプライドが崩壊し、自信を失ってしまうことが少なくないため注意が必要です。
ここからは、犬のプライドを崩壊させる飼い主さんのNG行為を3つご紹介します。
1.褒めずに叱ってばかりいる
犬は飼い主さんにたくさん褒められることで「自分は認められている」「自分には価値がある」という感覚が育まれ、それが自尊心につながります。反対に叱られてばかりいると、「自分は何をやっても認められない」「自分は無価値だ」と感じ、自尊心を保てなくなります。
犬のしつけにおいて、つい悪い行動ばかりが目につき、褒めずに叱ってばかりという状況に陥ることが少なくありません。しかし、それが犬の自尊心を傷つけ、プライドを崩壊させる原因になります。叱ることよりも褒めることを意識して愛犬に接しましょう。
2.体罰を与えたり怒鳴ったりする
叩く、蹴るといった体罰はもちろん、感情的に怒鳴り散らす行為も、犬に恐怖心を植えつけます。それは、犬が飼い主さんに恐怖で支配されることを意味します。
恐怖で支配された犬は、表面上は従順に見えるかもしれません。しかし、内面では生き物としてのプライドが崩壊し、精神的に大きなダメージを負っている可能性があります。その結果、常にビクビクと萎縮したり、無気力になったりすることがあります。
愛犬と信頼で結ばれるためにも、体罰や感情的な叱責は絶対に避けなければなりません。
3.能力以上のことを求める
愛犬の性格や身体能力などに見合わない高度なトレーニングを強いることは、犬に失敗体験ばかりを積み重ねさせることになります。「できない」という経験が続くと、やる気や自尊心を失い、最終的にはプライドが崩壊するおそれがあります。
トレーニングにおいて大切なのは、その犬の個性に合わせた内容とペースで進め、「できた!」という成功体験を丁寧に積み上げていくことです。今の愛犬の持っている能力以上のことを求めるのは避けましょう。

