ユウナさんは、夫・イオリさんと2歳の娘・ツムギちゃんの3人家族。ユウナさん夫婦は、産後の夫婦生活について悩んでいます。夫婦の愛情に身体的な触れ合いを求めるイオリさんと、性的な行為に不快感を覚えているユウナさん。価値観の違いにより、2人の心の溝は広がるばかりです。
そんななかイオリさんは、高校時代の同級生のミヤさんと身体的な関係を持ってしまい、ミヤさんの家で過ごす時間が増えるように。
ミヤさんは母親の借金を返すため、高校生のころから夜の仕事をしており、高校時代、唯一の理解者であったイオリさんへ思いを寄せているのでした。
居酒屋で偶然イオリさんのスマホで家族写真を目にし、以前ハンバーガーショップで出会った店員がイオリさんの妻であることに気がついたミヤさん。ハンバーガーショップに頻繁に訪れ、ついにユウナさんが同僚の田中君に夫婦関係について愚痴を言っているところを目撃します。イオリさんへの嫌悪感を顕わにし、性的な行為を避けるために、出まかせで病気と伝えていることをあっけらかんと打ち明けるユウナさんに、ミヤさんは強い怒りを感じています。
ユウナさんのせいでイオリさんが不幸になっていると考えるミヤさんは……。
私のほうが彼を幸せにできるのに!





























怒りを抑えきれず、ミヤさんはユウナさんのところへ乗り込もうと立ち上がります。
そんなとき、ミヤさんのスマホに電話の着信が。
「お母さんが病院に運ばれたから、急いで来てほしい」という母の姉と会話をしているうちに、ユウナさんたちはその場を去ってしまいました。
一方で、ミヤさんに夜会えるかと誘いのメッセージを送るイオリさん。
「今日は会えない」という断りと、次いで送られてきた「帰ったら話したいことがある」というミヤさんからのメッセージに、思いを巡らせるのでした。
妻の嘘によって夫が苦しんでいることを知り、怒りのあまり衝動的な行動に出ようとするミヤさん。
その場を取り繕うためについた嘘や、感情を優先した行動は、本人だけでなく周囲の人をも巻き込み、深く傷つけてしまうことがあります。何気ないつもりの言動でも、誰かの人生に影響を与えてしまうことがある——今回の出来事は、その重さを考えさせられます。
ミヤさんは、イオリさんに妻の行いをすべて伝えようとしているようですが、真実を伝えることが必ずしも良い結果をもたらすとは限りません。一方で、隠し続ければ関係はさらにこじれてしまうこともあります。
相手とどう向き合うのか。感情に任せるのではなく、立ち止まって選択することの大切さを感じさせられます。

