愛犬の安全を守るための台風・水害対策

毎年、日本では台風や豪雨による水害が発生します。道路が冠水したり、住宅が浸水したりすることも少なくありません。
では台風や豪雨による水害の際、愛犬をどう守るか、どのように行動すればよいでしょうか。日頃から備えておくことで、緊急時も慌てず冷静に対応できます。飼い主の冷静さこそが、愛犬の命を守る鍵です。
1.愛犬専用の防災グッズを準備しておくこと
愛犬のための防災グッズをあらかじめ用意しておきましょう。準備しておくと、いざというときもスムーズです。
フード(日頃から食べ慣れているごはんを1週間分くらい) 飲料水(軟水であること) 食器(折り畳みできるものが便利) トイレシート おむつ マナーパンツ(マーキング予防に) においが漏れにくい袋 首輪(鑑札と迷子札を付けておくこと) ハーネス(日頃から使い慣れたものと同じものがよい) リード クレートやキャリーバッグ ペットカート 防寒服 レインコート2.身元を特定することができるものを準備しておくこと
万が一離ればなれになった場合に備え、身元を特定できるアイテムを準備しましょう。
お散歩のとき以外にも、日頃から首輪やハーネスをつけて過ごしている犬の場合では、首輪やハーネスに鑑札と迷子札を付けておきましょう。
首輪やハーネスは外して過ごしているけれど、洋服を着て過ごしている犬の場合は、洋服に鑑札と迷子札を付けておいても良いですし、筆者の場合は洋服に私の名前と連絡先を刺繍しています。
自分の犬であるということを確実に証明することができる備えには、マイクロチップの装着も有効です。
3.自宅の最も安全な場所に居場所を準備してあげること
台風や豪雨のとき、犬がひとりでお留守番をすることもあります。
そんなときは、自宅の中でも最も安全な場所に居場所を準備してあげましょう。
シャッターや雨戸を閉めていても、窓の近くは大きな音による刺激を受けます。窓から離れた場所にケージやクレートやベッドを置きましょう。
「窓のない薄暗い廊下の方が安心して過ごすことができる」という犬もいるかもしれません。
4.ケージやクレートで過ごせるようにしておくこと
避難や移動時には、犬がケージやクレートに入ることが必須です。日頃から、ケージやクレートに入って過ごすことができるように慣らしておきましょう。
「動物病院に行くときにだけクレートやキャリーバッグに入る」というだけではよくありません。緊急時には何日、何週間という長い時間、入っていなければならなくなる可能性があります。
くつろぐときや就寝するとき、お留守番するときなど、日頃からケージやクレートに入って安心して快適に過ごしている状態であるくらい慣れておくことが重要です。
緊急時に慌てないための知識や備え

家族間で役割分担を決めておくこと
台風や豪雨で避難が必要な場合、家族間で役割を決めておくと安心です。
自宅から愛犬を連れて離れなければならないとき、「誰が愛犬を自宅から連れ出すのか」を話し合っておきましょう。
「自宅に帰ってみたら愛犬の姿がない!」となると、冷静に行動することができなくなってしまうことがあります。
連絡が取れないことがあるかもしれません。役割分担を決めた通りにはできないかもしれません。
愛犬を連れて家を出た人が、他の家族に「愛犬を連れて家を出た」ということをどのように伝えるのか、ということも話し合っておくと安心です。

