
橋本環奈が主演を務めるドラマ「ヤンドク!」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系)の第1話が、放送終了後よりTVerにて配信開始された。これを記念して、本作で元ヤンキーだが外科手術と血管内(カテーテル)治療の両方を行うことができる数少ない名医を演じる橋本のコメントが発表された。
■元ヤン娘が医療現場を改革していく痛快医療エンターテインメント
本作は、バリバリのヤンキー娘が猛勉強の末に脳神経外科医となり、病気に苦しむ患者に寄り添いながら旧態依然とした医療現場をパワフルに改革していく痛快医療エンターテインメント。
■医師として人間としてさまざまな難題に立ち向かっていく
駆け出しの脳神経外科医・田上湖音波(たがみ・ことは/橋本)は、レディースとして荒れた毎日を過ごしていた16歳当時、親友とバイクで走行中に事故に遭う。搬送先での緊急手術により湖音波は一命を取りとめるも、脳に重傷を負った親友は帰らぬ人に。
激しく動揺する湖音波は、手術を担当した医師・中田啓介(なかた・けいすけ/向井理)から「もう命を粗末にするのはやめろ。助かった命をこれからどう使うか真剣に考えろ」と叱責され一念発起。その後は寝る間も惜しんで猛勉強を重ね、念願の脳神経外科医に。
働き始めてからもガムシャラにトレーニングを積み、外科手術と血管内(カテーテル)治療の両方を行うことができる数少ない名医に成長したのだった。そんな湖音波を、中田が自身も勤務する都内の病院に呼び寄せたことで物語がスタート。
しかし、湖音波を待ち受けていたのは、患者の事情よりも病院の利益を優先する非情で合理的な経営陣、何をするにも上司の許可と書類提出が必要となる縦割り組織の実態だった。細かい規則や一筋縄ではいかない人間関係でがんじがらめとなった医療現場を目の当たりにし、医師として、そして一人の人間としてさまざまな難題に立ち向かっていく。
■橋本環奈コメント
――演じる湖音波の印象を教えてください。
湖音波は個性的で、明るくて、その場にいるだけで空気が一変するキャラクターです。湖音波と似ている部分もあるのかなと感じたりもしますが、演じる際はとにかく丁寧にと心掛けてます。
――どんなところが似ているんですか?
ビールを飲みながらガハガハと笑うところですかね(笑)。そのト書き(せりふ以外の指示する箇所)を見たときに、“(脚本を担当する)根本ノンジさんは、私のことを書いているのかな”と思いました(笑)。病院は経営という側面もあるため、いろいろと抱えているものもあると思うのですが、湖音波にとっては患者さんが第一。彼女には、患者さんの病気を治すだけではなく、その未来すらも背負っている思いやりを感じました。命をかけて仕事と向き合うのが湖音波の格好良さだし、体当たりでぶつかっていくところは私と似ているなと思います。
――湖音波は旧態依然とした病院と激しく衝突します。橋本さんは理不尽な場面に出くわしたとき、どのようにして乗り越えていますか?
相手を気遣いながらは勿論ですが、はっきり言うようにしています。この点も湖音波と似ているなと思います(笑)。もちろん理不尽なことって誰しも受ける可能性があるし、仕方がない部分もあると思うんです。でも、湖音波は自分が嫌われてでも「そこは言わせてくれ」と行動する。そんなところは共感できます。真面目にやってる方々が損する世界ではよくないなって思うんですよね。
――ポスタービジュアルで着用していた特攻服も印象的です。着心地はどうでしたか?
初めて特攻服を着させていただきましたが…案外なじんでいたかなと(笑)。金髪のウイッグもかぶり、コスプレに近い感じで楽しかったです。ドラマの中で当て字で「コンプライアンス」と書かれた別の特攻服を着るシーンがあるのですが、すごく面白かったんですよ。1回しか着ないのがもったいないくらいなので、そちらも注目してほしいです。
――本作の撮影にあたり“俳優・橋本環奈”が初めて挑戦したことはありますか?
元ヤンらしくドスの効いた声で叫ぶシーンがたくさんあるのですが、多くなると喉のダメージにつながるので、撮影中「テストでは本気を出さずにいきます」と伝えました。温存しないと声が出なくなるほど叫ぶシーンが多いので、細心の注意を払っています。
――これからの季節、特に喉との闘いになりそうですね。
そうですね。昨夜はショウガと大根のおろし鍋を食べました(笑)。そうやって喉のケアはしっかりしています。
――以前も医師役を演じたことがありますが、やはりオペのシーンは大変なんですね。
先日、カテーテルの手術をやったのですが難しかったです。ただ、医療監修の先生が親身になって練習に付き合ってくださるので、自信を持つことができました。
――湖音波は岐阜弁を使います。こちらも大変なのではないでしょうか?
そうですね。方言指導の先生にいろいろと聞きながら取り組んでいて、何度も声に出すしかないな、と思っています。私は福岡出身なのですが、やはり博多弁とはイントネーションが違う。力が入ると、博多弁と岐阜弁が混ざったような言葉になるので難しいですね。ただ、たくさん出てくるせりふ「たわけ!」だけはなじんできました(笑)。
――撮影現場の雰囲気を教えてください。
とてもいいですね。明るい人が多いのかずっと話しています。音尾琢真さんには、北海道でおすすめのジンギスカンのお店を聞きました。あと、先日は「向井理さんの滑舌が良すぎる」という話で盛り上がりました。向井さんって、頭もいいし、格好良いし、スタイルもいいし、なんでもサラッとやってのけるじゃないですか。「何か欠点を探そう!」と言うくらい「本当に完璧だね」って話をしていて(笑)。本人は「欠点あるよ」とおっしゃるんですけど、まだ見つかっていないです。
――湖音波の父・潮五郎(ちょうごろう)を演じる吉田鋼太郎さんとのエピソードも教えてください。
本当に面白い方で、段取りやテストの段階でスタッフさんが笑っちゃうことがありました。先日も食堂のシーンで「湖音波ー!」と呼び止められるシーンがあったのですが、それが面白すぎて…ただ大声を出すだけでこんなにも笑えるんだって思いました。
鋼太郎さんとは「これほどスムーズにいくものか」と思うほど早く終わるし、この後、共演シーンの撮影があるんですけど、“絶対にうまくいくな”という自信があります。血がつながっている感覚が持てるほど最高の親父です(笑)。
――吉田さんとの撮影はより盛り上がりそうですね。
そうですね。“ウザい親父”を体現するのが本当に上手で、「さすが鋼太郎さんだな」と思っています。今まで同じ作品に出させていただいたことはあるんですけど、絡みのあるシーンを撮ったことがなかったんです。今回一緒にやらせていただいて、こんなに楽しくスムーズに親子関係を築けるとは思わなかったので、安心しました。
――現在、TVerで第1話が配信中です。おすすめしたい見どころを教えてください。
湖音波がなぜ医者を目指したのか。彼女の生い立ちは大事なシーンですし、物語のキーにもなります。ぜひ、そのあたりに注目してご覧いただきたいです。

